「小説現代」は、講談社から中間小説誌(純文学と大衆小説の中間)として1963年2月に創刊された。
1901年から続いていた講談社の大衆小説誌「講談倶楽部」が1962年11月に廃刊された。
代わって月刊誌として1962年12月(1963年2月号)に「小説現代」が発行された。


小説現代1978年7月号第16巻第7号
(表紙・村上豊)
【収録作品】

扉 by 村上豊(画)
ずいひつ
 
急げ近鉄バファローズ by 横溝正史(よこみぞせいし・作家)
 四十七歳のナナハン挑戦 by 大谷羊太郎(おおたにようたろう・作家)
官能的小説「同棲百夜(どうせいひゃくや)」 by 川上宗薫(かわかみそうくん)
グラフ
 流行歌手「研ナオコ」 by 野上透(写真)
 私のコレクション「民族楽器」 by 河野典生(作家)
 杉本苑子「私の秘密」 by 斉藤和欣(撮影)
 日本縦断・盛り場の女「熊本・銀杏通り」 by 藤本義一・管洋志(撮影)
火焔浄土(かえんじょうど) by 杉本苑子(すぎもとそのこ)
黒いネクタイ by 源氏鶏太(げんじけいた)
幻の鎮守府将軍(ちんじゅふしょうぐん) by 南條範夫(なんじょうのりお)
木戸哀楽(きどあいらく) by 藤本義一(ふじもとぎいち)
海の中道(なかみち) by 虫明亜呂無(むしあけあろむ)
SFサラリーマン小説「冬眠の前」 by 眉村卓(まゆむらたく)
読切り新シリーズ「娼婦可愛いリンダ誰でも愛してあげる」 by 藤原審爾(ふじわらしんじ)
海外特別講義「私の中の女性像」 by 三浦哲郎(みうらてつお)
瓜売小僧(ウリウリぼうや) by 橋本治(はしもとおさむ)
酔いざめ日記「醒めざるの記」 by 吉行淳之介(よしゆきじゅんのすけ・作家)
火の国人情覚書(ひのくににんじょうおぼえがき) by 藤本義一(ふじもとぎいち)
艶釈植物志「竿のさきに鈴」 by 駒田信二(こまだしんじ)
映画日記「魅力の作品『オーゴッド』」 by 池波正太郎(いけなみしょうたろう)
推理フェスティバルBIG4
 花のない花束 by 佐野洋(さのよう)
 こんなに愛情 by 笹沢左保(ささざわさほ)
 歯ぎしり by 多岐川恭(たきがわきょう)
 社内報殺人事件 by 小林久三(こばやしきゅうぞう)
すき色ページ
 泥鰌庵閑話「気まぐれアパート」 by 滝田ゆう(画)
 ブラック・ジョーク
コラム
 一、賞罰アリ by 山本道子(やまもとみちこ・作家)
 数字の思い出 by 長部日出雄(おさべひでお・作家)
 うちのスーパーカーちゃん by 野坂昭如(のさかあきゆき・作家)
 マージャン交遊録 by 渡辺淳一(わたなべじゅんいち・作家)
 危機一声
  幕ひき by 加堂秀三(かどうしゅうぞう・作家)
  oh SNOW by 金木静(かなきしずか・作家)
 下戸礼讃(げこらいさん)
  下戸下痢 by 田原総一朗(たはらそういちろう・作家)
  シラフで女を口説く by 渡辺利弥(わたなべとしや・作家)
 恥のうわぬり by 白石一郎(しらいしいちろう・作家)
 男の手料理「オニオン・スープ」 by 城悠輔(じょうゆうすけ・作家)
 プロ野球芸風記「野村克也(ロッテ・オリオンズ)」 by 近藤唯之
 鬼手珍手
  囲碁 by 名人・林海峯
  将棋 by 八段・勝浦修
 新刊酔選
 第31回「小説現代新人賞」募集 by 選考委員(池波正太郎・山口瞳・結城昌治・野坂昭如・五木寛之)
連載
 蒼茫の大地、滅ぶ(そうぼうのだいち、ほろぶ) by 西村寿行(にしむらじゅこう)
 長編歴史小説「羅生門(らじょうもん)(中)」 by 沢田ふじ子(さわだふじこ)
漫画
 ピンキリ君 by 東海林さだお(画)
 ビバ!OL(オーエル) by モンキーパンチ(画)
 笑タイム by 矢尾板賢吉(画)・松本覚(画)
 にっぽん情事考「埴輪(はにわ)の頃」 by 小島功(画)
 ムムッノ介 by 砂川しげひさ(画)
第2回講談社漫画賞決定
講談社出版案内「今月の新刊」
文壇ニュース
今月登場


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