「キング」は、1924年11月に講談社(大日本雄辯会講談社)から大衆娯楽雑誌として創刊。
1943年『富士』に改題(吸収)されたが、戦後、誌名を『キング』に戻した。
1957年に休刊。
【収録作品】

口絵
 萩の女臺場」 by 齋藤五百枝(畫)
  繪に寄せて by 尾崎士郎
 天の聲・地の聲 by 編輯部(選)
 グラビヤ印刷「勝利の記録−ニユーギニヤ最前線−」
  ソロモン・ニユーギニヤ方面に於ける總合戰果
 二色オフセツト印刷「新兵器グライダー繪ばなし」 by 大日本飛行協會(指導)・山川惣治(畫)
記事
 扉「桃井可堂筆蹟」
 補給決戰勝算あり by 大本營海軍報道部課長・海軍大佐・栗原悦蔵(くりはらえつぞう)
 國民軍事講座「皇軍の建設に仰ぐ明治天皇の聖コ(しょうとく)」 by 前帝室編纂官・渡邊幾治郎(わたなべいくじろう)
 壁を襖に by 宮城県知事・内田信也(うちだのぶや)
 今月の國民手帖 by 編輯部(選)
 兵の語る南海最前線 by 陸軍上等兵・内山武司(うちやまたけし)
 川柳漫畫 by 谷脇素文(畫)
 水の作法−決戰生活の一提案− by 海軍少將・日暮豐年(ひぐらしとよとし)
 大アジヤ獅子吼(ししく)の歌 by 大木惇夫(おおきあつお)・齋藤五百枝(さいとういほゑ・畫)
 はてなハテナ by 編輯部(選)
 戰ふ農村漫畫便り by 和田邦坊(わだくにぼう・文並に畫)
 笑話 by 編輯部(選)
 バーモウ氏救出の記 by 前陸軍報道班員・岩崎榮(いわさきさかえ)
 體驗手記「學徒は鍛ふ(きたう)」
  感激の本土一周飛行 by 北海道帝國大學工學部・兒玉清臣(こだまきよおみ)
  農民の魂にふれる by 東京帝國大學文學部・伊藤友次郎(いとうゆうじろう)
 一行知識 by 編輯部(選)
 訪問記「健民村の熱血村長」 by 諏訪三郎(すわさぶろう)
 御存じでせうが・・・「退避所には履物(はきもの)を」「石鹸節約の洗濯法」 by 佐藤きく
 逸話美談「玉砕あるのみ」
小説と實話
 高杉晋作(亂雲篇) by 尾崎士郎(おざきしろう)・石井鶴三(いしいつるぞう・畫)
 新しき故郷 by 竹田敏彦(たけだとしひこ)・田代光(たしろひかる・畫)
 花嫁人形 by 宮本旅人(みやもとたびと)・高木清(たかぎきよし・畫)
 優遇迷惑 by 大倉桃郎(おおくらとうろう)・齋藤五百枝(さいとういほゑ・畫)
 濠洲水域−帝國潜水艦南海戰記− by 海軍報道班員・羽中田誠(はなかたまこと)・林唯一(はやしただいち・畫)
 留魂(りゅうこん) by 大池唯雄(おおいけただお)・羽石弘志(はねいしひろし・畫)
 御盾(みたて) by 山岡莊八(やまおかそうはち)・村上松次郎(むらかみまつじろう・畫)
短篇小説原稿募集
編輯部だより



1943年10月号第十九巻第十号
(表紙・「増産の秋」 by 後藤良作(撮影)・松下正(着色))
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