「探偵趣味」は、大正14(1925)年4月に誕生した<探偵趣味の會>の機関誌として1925/9/20に創刊された。
1926年1月(第四輯)から春陽堂が発売元となった。
1928年9月号で廃刊(全34冊発行)。



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【収録作品】

同人
 ABC順
 編輯事務所
 事務 by 水谷準
寫眞
 黒岩涙香氏の肖像
 「惡黨紳士」の挿畫(明治廿三年扶桑堂發行)
写真
 
探偵趣味出版記念當日出席者
  前烈右より by 池内祥三・佐々木・羽志主水・鈴木・
横溝正史・江戸川亂歩・甲賀三郎・延原謙・三上
  後列右より by 水谷準・島・松野一夫・甲田・大下宇陀兒・西川・清水・神部正次・森下雨村・川田功・吉田甲子太郎・平林初之輔・福田正夫・橋爪健・片山
創作
 X氏と或る紳士 by 地味井平造
 
歸れるお類 by 横溝正史
飜譯
 涙 by アーメツド・ベイ(作・土耳古)・小酒井不木(譯)
 惡戲−ある男の犯罪告白− by ブリットン、オースチン(英吉利)・妹尾韶夫(譯)
涙香隨筆
 涙香隨想 by 千葉龜雄
 おもひで by 黒岩漁郎
 涙香の手譯本 by 延原謙
 涙香餘滴 by 土野仙八
 黒岩 涙香のこと by 平林初之輔
 涙香の思出 by 羽志主水
 「天人論」の著者 by 日夏耿之介
 人間涙香 by 田中早苗
 涙香について by 宇野浩二
熊公随筆「野茨」 by 正木不如丘
No.6 AVENUE(六號並木路)
 涙香のモナコ行脚」 by 在記者(文責)
 涙香と修辞学 by 新青年より轉載
 「探偵叢話」 by 來栖貞
クローズ・アツプ「現在の探偵小説への寸徹的感想」「作家等への註文」
  by 石割松太郎・福田正夫・橋爪健・淺野玄府・吉田甲子太郎・宍戸昌吉・池内祥三・南幸夫・豐岡佐一郎・伊藤貴麿・飯田コ太郎・稻垣足穗
喫茶室
 唯灸(ただきゅう) by 羽志主水
 四いろの人玉 by 長谷川伸 
→ (注)目次のタイトルは「四いろの目玉」
 無題 by 白井喬二
 作家といふもの by 角田生
 
無題 by 横溝正史
 無題 by 山下利三郎
 十月號短評 by 柳巷樓
 無題 by 森下雨村
 無題 by 島田美彦
 力と熱と by 甲賀三郎
 無題 by 呑兵衞
 無題 by 本田緒生
 無題 by ウダル
 
醉中語 by 横溝正史
September Meeting
 出版記念會
 探偵趣味講演會
寄稿作品を讀みて by 甲賀三郎
探偵趣味の會編(一九二五年版)「創作探偵小説選集」 by 春陽堂(広告)
 丘の三軒家 by 横溝正史

編輯後記 by 準 → 水谷準



探偵趣味1926年11月第二巻第十号(第十三輯)