「シュピオ」の前身雑誌「探偵文学」は、1935年3月に探偵文学社から創刊。 1935年12月に発行所が「探偵文学社」から「学芸書院」さらに「古今荘」に移る。 1937年1月に改題第一号「「シュピオ」が発行。 1938年4月廃刊。 なお、誌名はロシア語で探偵を示す「シュピオン」から採られたとされている。 「シュピオ」1937年5月号は直木賞記念号（1937年2月に木々高太郎が『人生の阿呆』で探偵小説として初の直木賞を受賞）。

01 シュピオ1937年5月号第3巻第4号 （表紙・松野一夫）

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【収録作品】 宣言昭和十二年一月 by 海野十三・小栗虫太郎・木々高太郎 二廃人 by 江戸川乱歩 　江戸川乱歩氏【出発】（代表作）（著書目録） 水晶の角玉 by 甲賀三郎 　甲賀三郎氏【出発】（代表作）（著書目録） 義眼 by 大下宇陀児 　大下宇陀児氏【出発】（代表作）（著書目録） 湖泥（『鬼火』抄録） by 横溝正史 　横溝正史氏【出発】（代表作）（著書目録） 空で唄ふ男 by 水谷準　→　目次タイトルは「空に唄ふ男」 　水谷準氏【出発】（代表作）（著書目録） 爬蟲館事件 by 海野十三 　海野十三氏【出発】（代表作）（著書目録） 父よ、我も人の子なり by 小栗虫太郎 　小栗虫太郎氏【出発】（代表作）（著書目録） 死人の手紙 by 城昌幸 　城昌幸氏【出発】（代表作）（著書目録） 義眼のマドンナ by 渡邊啓助 　渡邊啓助氏【出発】（代表作）（著書目録） 燈臺鬼 by 大阪圭吉 　大阪恵吉氏【出発】（代表作）（著書目録） 鐡路 by 蘭郁二郎 　蘭郁二郎氏【出発】（代表作）（著書目録） 殺人会議 by 木々高太郎 　木々高太郎氏【出発】（代表作）（著書目録） 樽の結末 by 森下雨村訳 　森下雨村氏【出発】（代表作）（著書目録） 月夜のドライヴ by 延原謙 　延原謙氏【出発】（代表作）（著書目録） 四人の申分なき重罪犯人 by 西田政治 　西田政治氏【出発】（代表作）（著書目録） アリバイの話 by 井上貞夫 　井上貞夫氏【出発】（代表作）（著書目録） 木々高太郎論 by 中島親 　中島親氏【出発】（代表作）（著書目録） 戯作者気質 by 野上徹夫 　野上徹夫氏【出発】（代表作）（著書目録） 探偵文壇住所録 　横溝正史 探偵文壇関係出版社一覧 共同雑記 by 木々高太郎・海野十三・小栗虫太郎