46回にもおよび転居、それぞれの家の植木の名前まで書込んだ見取図。
小学校5年生の頃に友達とつくった『中央少年』から廻覧雑誌『白虹』、歌劇雑誌発行計画などへとつづく活字メディア狂ぶり。
活版屋の小僧、タイプライター販売員、資本金1千円による三人書房の設立、支那ソバ屋、東京市の吏員、雑誌・新聞の記者、日本工人倶楽部書記長、下宿旅館の経営―変転する職業と乱歩のバイタリティー。
日記、イラスト、写真、手紙、生原稿、メモ書き、新聞・雑誌の切抜き、チラシやパンフレット、自著の新聞広告などで江戸川乱歩自身が編みあげた年譜。
乱歩の人となり、趣味、クセ、息づかい、血の色までもがみえてくる。
門外不出だった待望の書、初公開。
(「BOOK」データベースより引用)


01 貼雑年譜 by 江戸川乱歩(1989年7月25日発行)
(表紙装幀・1955年頃の江戸川乱歩 by 安彦勝久)
【収録作品】 − 横溝正史関連の資料を抽出

探偵趣味の会 by 大阪毎日新聞(1925年6月2日)
『探偵趣味』発行につき御依頼 by 江戸川乱歩(1925年8月)
探偵趣味第一輯(1925年9月号)
江戸川乱歩「陰獣」予告by 横溝正史(『新青年』1928年8月号第九巻第九号
江戸川乱歩「陰獣(百五十枚)」綴込予告 by 横溝正史(『新青年』1928年8月号第九巻第九号
編輯局より by 横溝正史(
『新青年』1928年8月号第九巻第九号)
江戸川乱歩「陰獣(第二回)」予告 by 横溝正史(『新青年』1928年9月号第九巻第十号)

「世界探偵小説全集(第七巻ヒウム集)」広告 by 博文館
「探偵小説全集(第二十一巻グリイン女史)」広告 by 春陽堂
「世界探偵小説全集(第七巻地下鉄サム)」広告 by 平凡社
「江戸川乱歩全集」内容総覧 by 横溝正史
新文藝日記 by 江戸川乱歩
横溝正史君の会 by 報知新聞(1933年11月12日)
文壇モデル小説 by 甲賀三郎
編輯だより by 上塚貞雄(『新青年』1933年1月号第十四巻第一号)
<マイクロフオン>江戸川乱歩氏へ by 横溝正史(『新青年』1934年4月号第十五巻第五号)
江戸川と横溝 by 『文藝通信』(1935年4月号)
横溝正史著「鬼火」広告 by 読売新聞(1935年9月18日)
横溝正史作「ある戦死」 by 『シュピオ』(1933年1月号)
探偵小説界 by 大下宇陀児(『日本読書新聞」1940年3月1日)
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