横溝正史ミステリ短篇コレクションは、柏書房から2017年12月～2018年6月に刊行されたコレクション（全6巻）。
　第1巻　恐ろしき四月馬鹿（エイプリル・フール）
　第2巻　鬼火
　第3巻　刺青された男
　第4巻　誘蛾燈
　第5巻　殺人暦
　第6巻　空蝉処女（うつせみおとめ）

第4巻
　短い中に横溝正史のエッセンスが凝縮された表題作、阿部鞠哉名義で書かれた幻想怪奇「舌」など全17篇。
　金田一耕助だけではない、作家の多彩な作風を味わえる傑作群! 「鬼火」完結部を独立させた「湖泥」は単行本初収録。
　（内容紹介より引用）

2018年4月5日発行。

【収録作品】

妖説血屋敷
面（マスク）
身替り花婿（はなむこ）
噴水のほとり
舌
三十の顔を持った男
風見鶏の下で
音頭流行（おんどばやり）
ある戦死
誘蛾燈
広告面の女
一週間
薔薇王（ばらおう）
湖畔
幽霊騎手
孔雀屏風（くじゃくびょうぶ）
湖泥

付録資料
　一九四八年度の課題（「『探偵作家クラブ会報』8号」1948年1月）
　探偵小説の花園（「『関西探偵作家クラブ会報』10号」1948年12月）
　無題（「鬼」1号より」1950年7月）
　当面の課題（「『探偵作家クラブ会報』38号」1950年7月）
　だまされ電報（「『日本探偵作家クラブ会報』166号」1961年7月）
　ピンチ・ヒッター（「『日本探偵作家クラブ会報』177号」1962年6月）

編者解説 by 日下三藏