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野性時代1976年3月号第3巻第3号
(表紙イラストレーター by 秋山育)
【収録作品】

ぼく自身のための広告「ジス・イズ・エンタテナー」 by つかこうへい(文)・斎藤一男(撮影)
巻頭エッセイ「ある小景」 by 水上勉(みなかみつとむ)
なつかしの火星人 by 原田康子(はらだやすこ)
厄年 by 阿部昭(あべあきら)
今日と明日の芸 by 富岡多恵子(とみおかたえこ)
特別企画「鬼たちの伝説」
 対談・鬼伝承「天翔ける言葉」 by 島尾敏雄・吉本隆明
 詩「鬼のいない顔」 by 鈴木志郎康(すずきしろうやす)
 小説「鬼(き)」 by 綱淵謙錠(つなぶちけんじょう)
 観水楼 by 吉田知子(よしだともこ)
 エッセイ「女と鬼」 by 馬場あき子(ばばあきこ)
 老婆幻想 by 吉増剛造(よしますごうぞう)
 鬼の来た道 by 山内登貴夫(やまのうちときお)
 絵本「たおやかな鬼たち」 by 辺見じゅん(へんみじゅん・文)・井上洋介(絵)
傑作中編小説
 浪子のハンカチ「『不如帰』異聞」 by 戸板康二(といたやすじ)
 デウォランは飛翔したか by 中井英夫(なかいひでお)
ショート・ショート
 包み by 星新一(ほししんいち)・和田誠(イラストレーション)
 超能力 by 都筑道夫(つづきみちお)・山藤章二(イラストレーション)
病院坂の首縊りの家(第四回) by 横溝正史(よこみぞせいし)・小泉孝司(イラストレーション)
エスプリのきいた短い小説「いすとりえっとX」 by 河野多恵子(こうのたえこ)・石岡怜子(イラストレーション)
断絶 by つかこうへい
夜なき亀裂(最終回)「忘却の虚しさ」 by 黒岩重吾(くろいわじゅうご)
遠き落日(15) by 渡辺淳一(わたなべじゅんいち)・野田哲哉(イラストレーション)
新・葉隠抄(9)「神右衛門一代覚え書」 by 奈良本辰也(ならもとたつや)・長友啓典(イラストレーション)
間切りの孫二郎とそのクルーの物語(第1回) by なだいなだ・川上恭弘(イラストレーション)
UFO学入門「宇宙から来た神々」(12)「”円盤”は旧世界にも飛んだ」 by 南山宏(みなみやまひろし)
読物とエッセー
 旅は道連れ、世は情け(V)「クビを切られる話」 by 小田実(おだまこと)
 虜人日記との対話(11)「敗戦21か条『不合理性と合理性』」 by 山本七平(やまもとしちへい)
 どちらでもいいことか(9)「規範について」(2) by 吉田夏彦(よしだなつひこ)
幻想博物誌(15)「貝」 by 澁澤龍彦(しぶさわたつひこ)
世界史こぼれ話 by 三浦一郎(みうらいちろう)・小田桐昭(イラストレーション)
彫り物とノサップ岬 by 森崎和江(もりさきかずえ)
レニングラードの白パン by 山田智彦(やまだともひこ)
風雪平野 by 長部日出雄(おさべひでお)・赤瀬川原平(イラストレーション)
第三回日本ノンフィクション賞応募規定
第三回野性時代新人文学賞応募規定
次号予告
 病院坂の首縊りの家(第五回) by 横溝正史

編集後記



「野性時代」は、1974年に角川書店から刊行されたエンターテイメント文芸誌。
1996年4月に休刊。
新「野性時代」は、2003年11月に新創刊され、2011年1月号に「小説 野性時代」と誌名を変えた。