宝石は、1946年から1964年まで発行された日本の推理小説雑誌。
出版社は、創刊時は岩谷書店、1956年からは宝石社。



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【収録作品】

扉絵「雪の札幌−スケッチ・ブックから−」 by 松本清張
連載
 からみ合い(第一回)「余命半歳」 by 南條範夫・永田力(画)
  作者の言葉 by 南条範夫
 黒い白鳥(第一回) by 鮎川哲也・高井寛二(画)
 零の焦点(第十四回) by 松本清張・土井栄(画)
連作
 屍臭を追う男(第六話)「雨夜(あまよ)の悪霊」 by 島田一男・霜野二一彦(画)
 松王丸変死事件(第五話) by 戸板康二・神保朋世(画)
最後の銃声 by 大藪春彦・太田大八(画)
男を記憶するな by 永瀬三吾・土居淳男(画)
河野修吉の戯れ by 南達彦・峯梨花(画)
懲役五年 by 邱永漢(きゅうえいかん)・中野淳(画)
S.F時評(第一回)「S.Fの文体」 by 花田清輝
今月の読み物 by 大内茂男
新刊展望台 by 小城魚太郎
みすてりい・ガイド(7) by 類十兵衛
宝石・面白倶楽部共催「推理コント」懸賞募集
連載「探偵小説三十五年」(39) by 江戸川乱歩
随筆
 不渡手形的な感想 by 十返肇
 ぼくと探偵小説 by 遠藤周作
あれこれ始末書(11)「大岡山女優殺し」 by 徳川夢声・長新太(画)
秘境シリーズ「砂漠の黄金都市」 by 黒沼健・山本甚作(画)
法医学ノート「指紋かアリバイか」 by 古畑種基・川瀬成一郎(画)
遺贈 by コーネル・ウールリッチ・宇野利泰(訳)・市川禎男(画)
マイケル・マグーンの三月十五日 by エラリイ・クイーン・宇野利泰(訳)・油野誠一(ゆのせいいち・画)
宝石の文化史(24)「水晶類(W)『紫水晶と黄水晶』」 by 春山行夫
内外切抜き帳
宝石クラブ「読者論壇」「同人誌紹介」「宝石クラブ新会員募集」「ヒッチコック・マガジン創刊にあたり宝石クラブ会員諸兄姉にお願い」
シネ・プロムナード by 荻昌弘
アクセサリーの選び方 by 諸岡美津子
グラビヤ「長篇連載探偵小説・現場写真集」
 零の焦点 by 松本清張
 からみ合い by 南條範夫
 黒いハクチョウy 鮎川哲也
某月某日 by 高橋邦太郎
対談「世界探偵小説地誌」(第一回)『パリ篇』 by 渡辺紳一郎・井上勇
マンガ
 ナメクジ by 長新太(画)
 週刊誌ブーム by 久里洋二(画)
TV by 品田雄吉
STAGE by 中谷輝雄
昭和35年度短篇探偵小説懸賞募集
表紙「『赤い花』 by 斎藤清」 by 山田智三郎
新雑誌ヒッチコックマガジン”いよいよ6月22日発売”
 片隅の楽園 by 横溝正史
探偵小説年鑑一九五八年販「探偵小説傑作選」
 支那扇の女 by 横溝正史
探偵小説年鑑一九五九年販「探偵小説傑作選」
 悪魔の降誕祭 by 横溝正史

あとがき by 江戸川乱歩
社中つれづれ草



宝石1959年7月号第14巻第8号
(表紙画・「赤い花」 by 斎藤清)