宝石は、1946年から1964年まで発行された日本の推理小説雑誌。 出版社は、創刊時は岩谷書店、1956年からは宝石社。 1957年7月号。 (注)「人を殺して名をのこす」は、宝石1957年8月号第12巻第10号から「悪魔の手毬唄」に改題・連載された。 |
宝石1957年7月号第12巻第9号 (表紙画・「ポール・ギョームの肖像」 by モヂリアニ) |
【収録作品】 短篇翻訳小説 四人の滞在客 by L.J.ビーストン(妹尾アキ夫訳) 索溝 by フェリイ・ロッカー(伊東^太郎訳) 青い指紋 by スチュアト・パーマー(田中潤司訳) 「スチュアト・パーマー」について by 田中潤司 連載「探偵小説三十五年」(16) by 江戸川乱歩 研究「探偵小説辭典」(54) by 中島河太郎 推理力テスト「武器よさらば」 by ウォルター・ディーン(訳者無署名) その灯を消すな(最終回) by 島田一男 暫日(ざんじつ)の命 by 大河内常平 黄色い花 by 仁木悦子 呪われた女 by 弘田喬太郎 「探偵小説とスリラー映画」座談会@三笠会館 by 江戸川乱歩・双葉十三郎・日影丈吉・角田喜久雄 名作観賞「自白心理」 by 夢野久作 連載講座 暗号解読の推理 by 秋山正美 窒息さまざま by 平島侃一 マダム・タッソーの蝋人形館−欧州旅行記より− by 九重年支子 ハメリンの恐怖 by 槇悠人 吸血鬼考 by 渡辺啓助 扉「名探偵紳士録(7)『南郷次郎』」 by 島田一男(生みの親) 映画 by 井上敏雄 間違えられた男 by 米ワーナー・ブラザーズ 将軍月光に消ゆ by 英アーサー・ランク 葡萄の季節 by 米MGM 鮮血の午後 by スペイン・チヤマルテイン 太陽の帝国 by 伊・ルツクス・フイルム 「ブリジット・フォッセイ」「ジェーン・マンスフィールド」 窓「ラス・ヴェガス」「タイプライター」「犬」「ノートル・ダム」 マンガ 二色「マダムパターン」 by 伊達圭次(画) 火葬場 by 岩本武雄(画) 「もてる女」「痛心」「分らん?」 by 冬木一三(画) 無題 by 安岡アキラ(画) 一頁カコミ「トワ・エ・モア『喫茶店考現学』」 宝石クラブ「読者論壇」「伝言板」「宝石クラブ新会員募集」 文字型詰連珠新題「木々高太郎」 by 出題・坂田吾朗 再度のお詫び「人を殺して名をのこす」 by 編集者 → 「悪魔の手毬唄」の仮題 「影の會シャドウ・クラブ」誕生 慶応義塾大学推理小説同好会 コント・クイズ 1957年版単手う小説傑作選(広告) 迷路荘の怪人 by 横溝正史 別冊宝石「横溝正史読本」(広告) 「獄門島」「黒猫亭事件」「蝋美人」「鴉」「廃園の鬼」「恐ろしきエイプリルフール」 宝石八月号(予告) 人を殺して名を残す by 横溝正史 → 「悪魔の手毬唄」の仮題 編集後記 by 谷井正澄 御挨拶 by 永瀬三吾 |