宝石は、1946年から1964年まで発行された日本の推理小説雑誌。
出版社は、創刊時は岩谷書店、1956年からは宝石社。

1957年5月号は、入賞者コンテスト特集号。

(注)「人を殺して名をのこす」は、宝石1957年8月号第12巻第10号から「悪魔の手毬唄」に改題・連載された。
宝石1957年5月号第12巻第7号
(表紙画・人 by 玉置正敏)
【収録作品】
名探偵紳士録・加賀美敬介
その灯を消すな(第五回) by 島田一男
どろつく物語(8) by モーリス・デコブラ(水谷準訳)
悪魔の嘲笑(完結篇) by 高木彬光
探偵小説三十五年(14) by 江戸川乱歩
探偵小説辞典(52) by 中島河太郎
銀行強盗 by ウォルター・ディーン(訳者無署名)
入賞新人コンテスト作品
 ヒーローの死 by 白家太郎
 妄執 by 土英雄
 月光魔像 by 守門賢太郎
お次ぎの質問は by フランク・グルーバー(田中潤司訳)
団兵船(だんぺいせん)の聖女(マドンナ)達 by 川野京輔
暗号解読の推理 by 秋山正美
キズのあれこれ by 平島侃一(東京医大講師)
動物に油断するな by 伊藤^太郎
ビーバーを捕えろ by 岡村雄輔
スクリーン・テラス by 井上敏雄
ハンカチーフの挿話(エピソード) by 下田鮎太
次号予告「人を殺して名をのこす(作者の言葉)」 by 横溝正史
ホテル案内
宝石クラブ
編集後記


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