【収録作品】

長篇讀切探偵小説「世界觀光團の殺人事件」 by R.D.ビガース(作)・伴大矩(譯)・松野一夫(畫)
法醫學小説「浮ぶ鐵板」(二) by 大阪地方裁判所裁判醫・佐野甚七・辻愛造(畫)
法醫學小説「おろく殺し」 by 警視廳捜査係長・恒岡恒
交番小説「署長殿は何も知らない」 by 佐々木白羊・竹中英太郎(畫)
扉「探偵小説の新傾向」 by 森下雨村
捜査官印象記「署長の巻」 by XYZ
ジミーと危機打者(ピンチヒッター) by エM.マーレイ・北村勉(譯)・横山隆(畫) 
→ (注)横山隆一(畫)
劇場の殺人 by ヒウ・マウンテイン・田内長太郎(譯)
證據 by E.P.バトラー・小山文吉(譯)
殺人狂騒動 by エチ・エヌ・テイビス・西田政治(譯)・内藤賛(畫)
四萬八千の右手 by エフ・ヂ・ハースト(訳者無署名)
近刊の探偵小説−アメリカで好評を博しつゝある二三− by 本誌編輯局 → 横溝正史?
檢屍綺聞 by 警視廳醫務課長・加藤寛二郎
F.G.ハースト著「古代金貨の謎」 by 小山文吉
第二回犯人當て懸賞探偵小説「指紋」 by 春日野緑(譯)・横山隆一(畫)
次號豫告
朝日十月號(広告)
農業世界九月増刊號(広告)
新青年十月増大號(広告)
 白い假面 by 横溝正史
 → 未掲載 → 新青年十一月號にタイトルを変えて掲載「丹夫人の化粧台」
少女世界十月特輯號(広告)
少年世界十月號(広告)
 懸賞小説「鋼鐵假面王」 by 横溝正史

文藝倶樂部十月號(広告)
幼年畫報十月號(広告)
譚海十月號(広告)
編輯局より by 一記者 → 横溝正史?



探偵小説1931年10月号第1巻第2号
(表紙・「入港」 by 松野一夫(畫))
「探偵小説」は、1931年9月に創刊、1932年8月に最終号を発行。
1932年8月雑誌休刊のため、最終号の「和蘭陀靴の秘密」は「新青年」(1932年夏期増刊13.12)に引継ぎされた。
初代編集長は、横溝正史。

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