「譚海」は、博文館から「少年少女譚海」として1920年1月に発行された児童文学雑誌。
1940年1月号(第二十一巻第一号)から「科学と国防 譚海」と誌名が変更された。
1944年3月(第二十五巻第三号)で廃刊。


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【収録作品】

幕末大劍戟秘話「劍魔白藤幻之介(しらふじげんのすけ)」(第二回)『紙刀(しとう)蛇精の巻』 by 畑耕一(はたこういち・作)・岩田專太郎(いわたせんたろう・畫)
烈婦細川忠興の妻「館(やかた)の血煙(ちけむり)」 by 明野十四郎(あけのじゅうしろう)・岩田專太郎(いわたせんたろう・畫)
維新秘史「英傑大村益次郎」 by 酒井眞人(さかいしんじん)・伊藤幾久造(いとうきくぞう・畫)
大戰爭小説「遼陽の大會戰」 by 前田弧泉(まえだこせん・作)・岩田專太郎(いわたせんたろう・畫)
本能寺異變「子供太閤記」 by 額田六福(ぬかだろくふく)・伊藤幾久造(いとうきくぞう・畫)
口繪と寫眞版
 館(やかた)の血煙(ちけむり) by 岩田專太郎(いわたせんたろう・筆)
 遼陽の大會戰 by 岩田專太郎(いわたせんたろう・筆)
 西洋奇譚(きだん)・ロビンフツド by 松野一夫(まつのかずを・筆)
 哀しき草履の仇討(あだうち) by 伊藤幾久造(いとうきくぞう・筆)
 關西大震災情報
 世界各國のお巡査さん(おまわりさん)
 斬新奇抜世界的珍寫眞いろいろ
 コドモ漫畫「猿しばゐ」 by 中野正治(なかのまさはる・作)
 裏繪 by 小野寺秋風(おのでらしゅうふう・作)
歴史奇談「水戸黄門漫遊記」(第三回) by 大河内翠山(おおこうちすいざん))・伊藤幾久造(いとうきくぞう・筆)
鏡山物語・召使お初「哀しき草履の仇討(あだうち)」 by 北村龍美(きたむらたつび・作)・伊藤幾久造(いとうきくぞう・筆)
長篇小説「朝比奈島廻り(あさひなしまめぐり)」 by 巖谷小波(いわやさざなみ)・伊藤幾久造(いとうきくぞう・筆)
恐怖小説「青銅假面大魔術團」(第七回) by 八代庚(やしろこう・作)・伊藤幾久造(いとうきくぞう・畫)
漫畫小説(8)「その後の文福茶釜(ぶんぷくちゃがま)」 by 宮尾しげを
痛快無類「西洋奇譚(きだん)・ロビンフツド」(第一回) by 南龍一(みなみりゅういち・譯)・松野一夫(まつのかずお・畫)
子供科學美談・奇聞・哀話
 飛行機で星の世界へ飛べば
 これは奇抜だ「世界的珍寫眞三つ」
 東西古今偉人・天才三歳の時
 荒木又右衞門と山賊
 親子のやうに仲がいゝクーガンとチヤツプリン
 朱塗りのお膳をバリバリと
 勝海舟と鐵砲
 春の遠足 by 小野寺秋風(おのでらしゅうふう・畫)
少年少女譚海特別讀物「社會哀話・學校美談集」(第二回) by 一記者
繪ものがたり「目なし鳥」 by 橋爪光雄(はしづめみつお・作)・岩田專太郎(いわたせんたろう・畫)
詩「白いインコと鶯(うぐいす)」 by 生田春月(いくたしゅんげつ)
佛國映畫「家なき兒」 by 天才レスリー・シヨウ少年(主演)・桂春郎(かつらはるを・説明) 
→ (注)目次は「酒井眞人(さかいしんじん)
帝キネ超大作映畫「義士外傳・村雨金五郎(むらさめきんごろう)」 by 桂春郎(かつらしゅんろう)
二月號五千名大懸賞當選者發表
新案五千名當選大懸賞問題
連續漫畫「不思議の國探檢」(1) by 小野寺秋風(おのでらしゅうふう・畫)
譚海小話「泰西偉人の逸話」
最新世界一づくし
漫畫「棒をし」 by 小野寺秋風(おのでらしゅうふう・畫)
タメになる日常科學
大譚海六月號予告
幼年畫報五月號(広告)
少年世界五月號(広告)
少女世界五月號(広告)
編輯室より by 眞野律太(まのりつた)



少年少女譚海1927年5月号第8巻第5号
(表紙・ by 高橋渉之介(たかはしわたるのすけ・筆))