【収録作品】

口繪「君を待つ四態」 by カメラ(小宮義夫・赤祖父清次郎・鈴木良太郎)
長篇讀切探偵小説「双洋琴」 by 木々高太郎・佐藤泰治(画)
綺譚妖譚「まぼろし部落」(第四話)「稻妻」 by 三橋一夫・霜野二一彦(畫)
明朗探偵「山猫來たり住む」 by 渡邊啓助・佐藤忠良(畫)
軽快小説「男狩り」 by 乾信一郎・横山泰三(畫)
明朗小説「大いなる遺産」 by コ川夢聲・茂田井武(畫)
瓢庵先生捕物帖(第一話)「稲荷(いなり)騒動」 by 水谷準・清水崑(畫)
報告小説「こんな風な軍隊」 by 志智双六作・福田貂太郎(畫)
 この一篇に寄せて by 長谷川伸
風俗小説「二十日妻」 by 宮内寒彌・高澤圭一(畫)
まんだら放談「ペニスの鈴」 by 泉三三彦
球界通信「愛球さろん」(第五話) by 大和球士
探偵小説「つ墓村」(第七回) by 横溝正史・嶺田弘(繪)
探偵小説三十年「處女作を書くまで」 by 江戸川亂歩
初秋を飾る名畫 by 三田郁美
トピツクス by 岡田秀朗
詰將棋教室
 初等科 by 前名人・塚田正夫(作)
 中等科 by 七段・高柳敏夫(作)
 高等科 by 八段・原田泰夫(作)
新青年サロン
 あちらの學生氣質 by 北山省三
 猛獣ニユー・フエイス by 古野慎一
 一日のかせぎ六百萬圓 by 櫻井春海
鈴をつけた女優 by 鹿島正
匂ふ映畫 by 美樹輝夫
次號豫告「探偵小説特集號」
 横溝正史 ほか

揚場町だより by E.T



「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。


新青年1949年10月号第30巻第9号
(表紙・吉澤廉三郎)
(一覧へ)