「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。 1950年7月号が最終号。 増刊号を含めて400冊を発行。 博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。 |
【収録作品】 讀切長篇・現地探偵小説「海峡天地會」 by 小栗虫太郎・玉井コ太郎(畫) 科學小説「精神感應術(かんのうじゅつ)」 by 北村小松・三芳悌吉(カツト) 幕末小説「眞福寺(しんぷくじ)事件」 by 久生十蘭・木下大雍(畫) 時代小説「劔の彼方(つるぎのかなた)」 by 城昌幸・木俣清史(カツト) 歴史小説「北柵(ほくさく)」 by 柳田俊三・中一彌(カツト) 現代小説「紅燈(ホントン)」 by 木村莊十・松野一夫(畫) 漫畫紀行「あんちやん南へ」 by 横山隆一 コント「敬禮(けいれい)」 by 青木二郎 海洋夜話「捕鯨戰記」 by 小間芳男・小川眞吉(カツト) 比島(フィリッピン)捕譚「若い俘虜」 by 上田廣・松田穰(畫) 馬來(マレイ)奇談「昭南の蛇使ひ」 by 里村欣三・茂田井武(畫) 比島夜話「甘黨陣屋(あまとうじんや)」 by 安田貞雄・村山しげる(畫) 馬來笑篇「スカリイ家の晩餐」 by 大林清・茂田井武(畫) 勝利の記録「死鬪相次ぐソロモン戰域」 良書紹介 海外雄飛問答 by 解答代表・田原春次 詰將棋新題 by 八段・塚田正夫 特輯「見えざる敵」 第二戰場の毒蛇(どくだ)−潜水艦の脅威− by 有終會員・海軍大佐・本内達三 第三戰場の禿鷹−成層圏爆撃機の脅威− by 立川賢 第四戰場の魔手−宣傳謀略の脅威− by 大井英雄 日露戰爭と大東亞戰爭 御製「撃ちてし止まむ」 by 神武天皇 一口に郵便貯金 勝ちぬくために玄米を |
新青年1943年3月号第24巻第3号 (表紙・松野一夫) |