「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。


新青年1939年5月号第20巻第6号
(表紙・松野一夫)
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【収録作品】

二回連載大長篇「有尾人(ゆうびじん)」(前篇) by 小栗虫太郎(作)・三芳悌吉(畫)
キヤラコさん(第五話)「赤い孔雀」 by 久生十蘭・松野一夫(畫)
時代小説「花簪(はなかんざし)」 by 大門三郎・吉田貫三郎(畫)
諧謔小説「木乃伊花聟(ミイラはなむこ)」 by 池田忠雄・坪内節太郎(畫)
ユーモア小説「婚禮合唱」 by 攝津茂和・島司郎(畫)
時代小説「朝靄(あさもや)」 by 濱本浩・佐佐木澄古(畫)
怪奇冒險小説「砂惡魔」 by 渡邊啓助・小川眞吉(畫)
諧謔諷刺小説「らりるれ日記」 by 北町一郎・矢崎茂四(畫)
醫學小説「青い靴」 by 式場隆三郎(作)・武田作(畫)
泰西名作「決闘」 by アレキサンドル・ヂユーマ(作)・妹尾アキ夫(譯)・横山隆一(切抜)
探偵小説「銀座は春」 by 蘭郁二郎・初山滋・矢崎茂四(畫)
二回連載大長篇「薔薇王」(後篇) by 横溝正史・山田伸吉(畫)
戰場實譚「流彈四發」 by 荒木十三郎・川瀬成一郎(畫)
戀愛小説「若い日の黄昏(たそがれ)」 by 大島修子・三浦たつ子(畫)
社會問題小説「手術」 by 久米徹・川瀬成一郎(畫)
短篇小説「痣(あざ)の女」 by 大林清・霜野二一彦(畫)
北守南進「カムサツカの鬼火」 by 南澤十七・高井貞二(畫)
血鬪實録「海南島最古の地圖」−島の王・勝間田翁の挿話− by 大木海太郎・内藤賛(畫)
棋道半世紀(十二)「三代將棋」 by 十三世名人・關根金次郎・清水崑(畫)
連載長篇漫畫「東洋平原兒」 by 新漫畫派集團 (今月の説明・横山隆一)
海外映畫譚「聖林(ハリウッド)對紐育(ニューヨーク)」 by 島津靖
綴方学校:課題「不思議」
 ハンドバツグの中 by 韮川勝
 謎の行方(ゆくえ) by 山本正
 思春期 by 山口高子
三階席
阿呆宮
閑人天国
フアインプレー・セクシヨン
スポーツマン・クラブ
スポーツ・ガイド
ペダン大學
聖林噂話 by W.W.ロイド
懸賞新案詰将棋 by 七段・塚田正夫
新青年將棋講座「詰將棋コンクール」 by 棋好手
阿呆宮(あほうきゅう)一千一夜譚(ものがたり) by 乾信一郎
應募短篇小説・コント選評 by 編輯部
一千圓懸賞小説審査發表
新青年原稿大募集「短篇小説」「コント」「ペダン大學」「戰地の便り」「讀物人氣投票」「迷路案内(身の上相談)」
愛読者欄
私の特種 by 霜野二一彦(カツト)・清水崑(挿畫)
 不眠征服術 by 正木不如丘(醫學博士)
 球界とくだね風景 by 小雀百哉(野球界元老の匿名)
 ロイドは丹下左膳也(なり) by 三浦滋(漫畫家)
 馬脚綺譚(きだん) by 古川鵠g(東寶のロッパ一座の座長)
 監督誕生 by 島津保次郎(大船撮影所監督)
 戒・敬・夢(かい・けい・む) by 橋本宇太郎(圍碁六段)
泰西漫畫「オーセツカイ氏行状記」
映優五年生(第四回)「超特愚作苦心譚」 by コ川夢聲・清水崑(畫)
海外コント
 手抜かり by ハル・トリプル(原作)・深澤富夫
 學者の戀愛日記より by エルンスト・ベルゲル(原作)・淵田旗夫
あの道この道・虎の巻
 祟る(たたる)”槍諸共(やりもろとも)” by 長谷川伸(作家)
 高座修行 by 春風亭柳條(落語家)
 作中人物 by 大下宇陀兒(作家)
 谷渉り(たにわたり)の興味と苦心 by 冠松次郎(登山家)
 監督さんのシリツポ by 江川宇禮雄(映畫俳優)
 薩摩侍と赤胴鍔(しゃくどうつば) by 岡鬼太郎(劇作家)
 放送病 by 小野賢一郎(JOAK文藝部長)
 獨裁の世界創造 by 井口静波(漫談家)
 相談無効たること by 甲賀三郎(作家)
 無鐡砲な女の空想 by 兼常清佐(文學博士)
 人體修繕職工(しょくこう) by 高田義一郎(醫學博士)
 二十年一日(いちじつ) by 三田村鳶魚(考證隨筆家) 
→ 目次表記は「十年一日」
 苦心は只一つ by 海野十三(作家)
 狂句の借金 by 前田雀郎(川柳家)
 畫家氣質(えかきかたぎ) by 石井柏亭(畫家)
名士大棋戰「平手・瀧井孝作(作家) .vs. 先・石山賢吉(ダイヤンモンド社長)
 觀戰記 by 鈍棋呆亭
 名士大棋戰講評 by 七段・小泉兼吉
ゴシツプ大レヴユー「スツパヌキ座談會」 by サトウー・ハチロー・伊藤松雄・石黒敬七・山野一郎・野村無名庵・清水崑(カツト及び挿畫)
笑話
常識テスト
講談雑誌五月號(広告)
新少年五月號(広告)
少年少女譚海五月號(広告)
 三大長篇
  奇傑左一平 by 横溝正史

編輯さろん


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