【収録作品】 二回連載大長篇「火星から來た紳士」(前篇) by 大佛次郎(作)・島司郎(畫) 探偵小説「匂ひの交叉點」 by 海野十三・武田作(畫) 國際スリル小説「祖國の旗」 by 大林清・茂田井武(畫) ユーモア小説「のぶ子刀自の太つ腹」 by 攝津茂和(作)・近藤日出造(畫) 探偵小説「基督(キリスト)を盗め」 by 鷄山文作・川瀬成一郎(畫) 新戀愛小説「空に臥る(ねる)女」 by 高橋鐡・山名文夫(畫) 新女性問題小説「キヤラコさん」(第三話)『葦と木笛フリユート』」 by 久生十蘭(作)・松野一夫(畫) 怪奇小説「明暗屏風」 by 阿部コ藏・高井貞二(畫) 漂流小説「希望」 by 城昌幸・内藤賛(畫) 二回連続大長篇「欠伸(あくび)する惡魔」(後篇) by 大下宇陀児・山田伸吉(畫) 維新秘話小説「神符の怪」 by 平野零兒・坪内節太郎(畫) 國際陰謀小説「獨逸のラスプーチン」 by 神風隼人(かみかぜはやと)・小川眞吉(畫) 怪奇冒險讀物「マトモツソ溪谷」 by 橘外男・霜野二一彦(畫) 幻想小説「顔」 by 地味井平造・初山滋(畫) 職場コント・懸賞當選作「息子の帽子」 by 園津夜子 三十年ぶりで世に出た秘録「乃木將軍殉死の或る裏面(りめん)」 by 新井新八・坪内節太郎(畫) 綴方學校「課題『ボクの姉(ねえ)ちやん』」 一番上の姉ちやん by 山本正 姉チヤンの頭(あたま) by 田中三千夫 家(うち)の姉ちやん by 工藤節太 三階席 阿呆宮 閑人天國(ひまじんてんごく) エラー・セクシヨン フアインプレーセクシヨン スポーツマン・クラブ ペダン大學 うそと兵隊 聖林噂話 by W.W.ロイド 懸賞新案詰將棋 by 七段・塚田正夫 新青年將棋講座「六百十一手の詰將棋」 by 棋好子 阿呆宮(あほうきゅう)一千一夜譚(ものがたり) by 乾信一郎 「知らぬは一生の損」集 列車案内欄 新青年原稿募集「短篇小説」「コント」「ペダン大學」「綴方學校」「戰地の便り」「讀物人氣投票」「迷路案内(身の上相談)」 愛読者欄 新青年賞設定 ユーモア連載「映優五年生」(二)『あゝヲン痴難苦行(ああおんちなんくぎょう)』 by コ川夢聲・清水崑(畫) 國策畸人傳−或る快々的グループ− by 伊井藤吉郎・内藤賛(畫) 双葉山連敗の眞相 by 小田究人 ドイツの雪山 by 林文三郎 棋道半世紀(十)「時の生佛(ときのいきぼとけ)」 by 第十三世名人・關根金次郎・清水崑(畫) ユーモア探訪「動物園ユーモア突撃隊」 by 石黒敬七(部隊長)・松野一夫(部隊長)・十返舎九市(記録員) 海外映畫欄「キヤンデイド・キヤメラとハリウツド」 by 島津靖 連載長篇漫画「東洋平原兒」(第三回) by 新漫畫派集團合作(中村篤九・清水崑・横山隆一) 名士大棋戰(第三回)−対局者・先・石原純(理學博士) VS 平手・安成二郎(作家) 名士大棋戦・觀戦記 by 鈍棋呆亭 名士大棋戦・講評 by 七段・小泉兼吉 関東関西自慢コンクール ひがァーし 東男痰呵放談(べらんめりあん・ものろをぐ) by 須藤迷人 人外境自慢「天下のパラダイス『北千島連峰』」 by 千葉喜佐久(札幌) 霊驗いやちこ自慢「珍中の珍泣き相撲」 by 吉澤良一郎(栃木) 名人藝自慢「小鳥寄せ天下」 by 遠藤靜(宮城) にィーし 京女品定め(きやうをんなしなさだめ) by 三上傳 人外境自慢「神秘の鳥『紅頭嶼(こうとうしょ)』」 by 黄田豐(臺灣・基隆(きいるん)) 霊驗いやちこ自慢「懸け寄りの神」 by 雪形善也(京都) 名人藝自慢「日野川の鵜『幸形(さちがた)さん』」 by 日下定光(鳥取) 續々私の作った選んだ笑話(しょうわ) ブラシ by 阿部コ藏(文藝家) 落ちたハンカチーフ by 安東蘇州(詩吟家) 珍キロク by 逸名氏(落語家) 異人のシヤレ by コ山l(聲學家) 忘れ易いは世の常よ by 松井翠聲(漫談家) 雪 by 水島爾保布(日本畫家) 寫眞 by 本山荻舟(作家) 西洋の實話笑話 by 酒井眞人(作家) 水害一笑話 by 渡邊啓助(作家) にんにく by 坂慶山(日本畫家) 一石二鳥 by 東郷青兒(洋畫家) 私の創作 by 春風亭柳條(落語家) 泰西漫畫「オーセツカイ氏行状記」 戦地のたより(陸軍省情報部檢閲済) 探偵作家・渡邊啓助氏宛「暗夜の銃聲」 by 〇〇部隊伍長・關亨 實姉・中田朝子さん宛「瞼に浮ぶ母の顔」 by 陸軍砲兵軍曹(日活スター)・中田弘二 都美子夫人宛「退院して又々活躍」 by 〇〇部隊歩兵少尉(東寶スター)・岡讓二 挿繪畫家・高井貞二氏宛「支那兵の打ち方止め」 by 〇〇部隊一等兵・山田榮 迷路案内身の上相談 迷路案内質問「復讐の一念に燃える」 by 大高吟子 座談會解答「眞面目(まじめ)に精進せよ」 by 久生十蘭・松野一夫 迷路案内質問「愛、涯てなく強し」 by 千代太郎 座談會解答「誠意で貫け」 by 久生十蘭・松野一夫 新青年世界版 隱れたる支那事情通座談會「支那はよいとこ」 by 岸田虎二・熊谷敬一・中根齋・井上松次郎・曽我純一・片桐千春(司會) 新青年四月號(予告) 二回連載新長篇「薔薇王」 by 横溝正史 新青年新春増刊「海外探偵小説傑作集」(広告) 講談雑誌三月號(広告) 野球界三月號(広告) 農業世界二月増大號(広告) 新少年三月號(広告) 少年少女譚海三月号(広告) 時代小説「神変稲妻車」 by 横溝正史 新雑誌「奇譚(きだん)」二月號(広告) 凄絶怪奇長篇小説「髑髏検校(どくろけんぎょう)」 by 横溝正史 編輯さろん by J.M、A.Q、S |
新青年1939年3月号第20巻第4号 (表紙・松野一夫) |
「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。 1950年7月号が最終号。 増刊号を含めて400冊を発行。 博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。 |