「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。 1950年7月号が最終号。 増刊号を含めて400冊を発行。 博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。 |
新青年1938年8月特別増大号第19巻第12号 (表紙・松野一夫) |
【収録作品】 カメラ「人間對寒暖計奪戰圖繪なつすがたみやこからいなかへ」 by 吉田裕彦 二色マンガ「ビル氏ブル氏軟尖二人三脚」(第四回) by ウオルター(筆) 中篇讀切「天狗の面」 by 大下宇陀兒・嶋司郎(繪) 虎の首武勇傳 by 永見隆二・生澤朗(畫) 死者は死せず by 式場隆三郎・清水崑(畫) 特急「亞細亞」(第七回) by 吉川英治・松野一夫(畫) 懸賞尋ネ人(たずねびと) by 北町一郎・横井福次郎(畫) 連載長篇「魔都」(第十一回) by 久生十蘭・吉田貫三郎(畫) 創作實話 一週一夜物語 by 小栗虫太郎・内藤賛(畫) 或る成功者の告白 by 久山秀・川瀬成一郎(畫) 奇獄ものがたり by 森下雨村 香具師列傳(其ノ三)「乘り込みの正吉一代記」 by 秘田余四郎(作)・吉田貫三郎(畫) 納凉持寄り綺談會 by 濱本浩・コ川夢聲・鴨下晁湖・石黒敬七・宮田重雄・高田保・片岡千春(司會者) 海空軍奮戰録(うみのあらわしふんせんろく) by 長野邦雄 戰爭と軍略(第八回)「マルヌの旋回包圍戰」(その一) by 大場彌平 外相に愛された女間諜 by マーヴイン・キヤンベル(インターナシヨナル・デテクテイヴ誌) 蟻が虎を喰ひ殺した話 by T.リチヤードソン(ブリユウ・ブツク誌) 太平洋の對空防備 by 陸軍少將・ウヰリアム・E.ギルモア(リバテイ誌) 新魔藥の怪奇 by 川端勇男 肉體ビル案内記 by 松原光 銀幕紙芝居・スターは躍る(第二話)「路景宿(ろけやど)奇談−静岡山葵名所(しずおかはわさびのめいしょ)の巻−」 by 濱田研二郎 シツク・シネ・シツク「オリムピツク映畫」 by 林文三郎 新映畫月旦 by 眞木潤 棋道半世紀(第三回) by 十三世名人・關根金次郎・清水崑(畫) 世界スポーツ女人十傑 by 畑敬一 國防スポーツ by 川本信正・山川益男(寫眞) 珍手奇手物語 by 菅谷北斗星 扉 by 近藤日出造(畫) 阿呆宮一千一夜譚(ものがたり) by 乾信一郎 この月の吉凶は? by ガラ・アパラシヤ ニユース・レヴユー 三階席 聖林噂話 by W.W.ロイド ヴオガン・ヴオグ by 擔當・ミス・ハラ 閑人天國 オリムピツク スポーツマン・クラブ スポーツ・ガイド 阿呆宮 懸賞詰將棋 by 七段・塚田正夫 原稿募集 名士・メンタルテスト・試驗問題 「史上人物の蘇生再現」「舶來語の漢字製造」「島流しの携帶品」「旅先の珍電報」「オリンピツク新計畫」「文字と聯想」「凉しい空想」「狂人扱ひされた場合」「自畫像揮毫」 by 百名家回答 袋一平(映畫人)・伊東晴雨(日本畫家)・邦枝完二(作家)・野村胡堂(作家)・春風亭柳條(落語家)・木村象雷(スポーツ批評家)・野村無名庵(作家)・高田義一郎(醫學博士)・ 桂米丸(落語家)・辰野九紫(ユーモア作家)・布利秋(世界旅行家)・式場隆三郎(醫學博士)・平山蘆江(作家)・菊田一夫(劇作家)・芳垣青天(漫畫家)・鴨下晁湖(日本畫家)・ 水島爾保布(日本畫家)・堤眞佐子(映畫女優)・阿木翁助(劇作家)・大阪圭吉(探偵作家)・星野龍猪(讀賣新聞)・長谷川伸(作家)・新居格(文藝評論家)・兼常清佐(音學批評家)・ 沖野岩三郎(作家)・坂慶山(日本畫家)・三益愛子(女優)・大迫倫子(隨筆家)・服部七朗(料理研究家)・松井翠聲(漫談家)・藤田嗣治(洋畫家)・山野一郎(漫談家)・ 齋藤豐吉(劇作家)・戸田運也(隨筆家)・高橋邦太郎(J.O.A.K文藝部)・畑耕一(作家)・獅子文六(ユーモア作家)・鈴々舎馬風(落語家)・山田耕筰(音樂家)・ 塚田正夫(將棋七段)・丹羽文雄(作家)・蘭郁二郎(作家)・伊東憲(作家)・横井福次郎(挿畫家)・濱本浩(作家)・ダン直子(聲樂家)・井上良夫(評論家)・石黒敬七(柔道七段)・ 赤沼三郎(探偵作家)・元山荻舟(作家)・岸井明(映畫俳優)・相羽有(日本飛行學校長)・生方敏郎(ユーモア作家)・永見隆二(劇作家)・笹本寅(作家)・東郷青兒(洋畫家)・ コ山l(聲樂家)・八住利雄(劇作家)・木々高太郎(探偵作家)・北林透馬(作家)・吉井千代田(藥學研究家)・田中早苗(翻譯家)・鷲尾雨工(作家)・大江專一(翻譯家)・ 西尾正(探偵作家)・中村正常(作家)・安成二郎(作家)・武野藤介(作家)・小牧近江(佛蘭西文學家)・山名文夫(挿畫家)・川端勇男(報知新聞)・角田喜久雄(作家)・ 大下宇陀兒(探偵作家)・松下富士夫(映畫隨筆家)・高木とみ子(手藝家)・村松蕉風(作家)・花田長太郎(將棋八段)・阿部コ藏(奇術研究家)・吉田甲子太郎(英文學者)・ 陶山密(シナリオ作家)・川島順平(劇作家)・玉川一郎(作家)・渡邊啓助(探偵作家)・加藤武雄(作家)・松野一夫(洋畫家)・鈴木氏亭(作家)・北村小松(作家)・ 甲賀三郎(探偵作家)・楢崎勤(作家)・森田たま(隨筆家)・横山エンタツ(漫才師)・中川紀元(洋畫家)・麻生豐(漫畫家)・鹽谷國四郎(劇作家)・岩崎榮(東京日々新聞)・ 大辻司郎(漫談家)・佐藤碧子(作家)・宮田重雄(醫學博士)・土師清二(作家)・吉田貫三郎(挿畫家)・コ川夢聲(漫談家)・秋田實(漫才作者)・渡邊はま子(聲學家) 執念 by H.T.リツチ・妹尾アキ夫(譯)・山田伸吉(畫) 未來病 by J.F.サリヴアン(作)・黒沼健(譯)・茂田井武(畫) 黒衣(こくい)の醫師 by D.O.マラーマ・瀧一郎(譯)・霜野二一彦(畫) ゲラゲラコンクール 新作落語「電話」 by 青木二郎 紙上紙芝居「海底要塞」 by 横山隆一(作) 漫才「非常時ワイフ」 by 南達彦 パリー寄席(よせ)のひととき by 松野一夫(繪と文) ワシの辯解 お天氣は何故當らぬか by 齋藤豐吉 オリンピツクは何故まごついてゐるか by 天野雪里 わしは何故負けたか−蒋介石に代つて− by 辰野九紫 大江ビルの美人幽靈 by 岡成志 漫畫「似て居ます」 by 中村篤九(画) 旅のお笑い「關取巡業の噂話(おすもうさんたびさきユーモア)」 by 花巻勘次郎 旅芝居御難阿笑(たびしばいごなんのおわらい) by 武田正憲 讀切長篇・國際小説「戰端」 by モウリス・ルブラン(作)・雨石矢兵(譯)・松野一夫(畫) 新青年「海外探偵小説傑作集」(豫告) 新青年臨時特別増刊「第二新版大衆小説號」(豫告) 野球界八月號(広告) 譚海八月特大號(広告) 新少年八月號(広告) 講談雑誌八月特別號(広告) 人形佐七捕物帳 by 横溝正史 → 三本の矢(後篇) 農業世界七月號(広告) |