「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。 1950年7月号が最終号。 増刊号を含めて400冊を発行。 博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。 |
【収録作品】 世界名作号 勤皇梟党(ふくろうとう) by オノレ・ド・バルザック(瀧一郎譯) 適材適所 by ブレット・ハート(井出珠一譯) 町の追放者(ついほうしゃ) by ブレット・ハート(奥田新三譯) 聯隊旗手 by アルフォンス・ドーテ(中田義郎譯) 罪な棺桶 by ルイヂ・ピランデルロ(上野三郎譯) ごりら by トマス・バーク(中田義郎譯) 聰明なる母 by ステシー・オーモニア(瀧一郎譯) コルシカの話 by モオパッサン(山田鐵而譯) 盲人國 by H・G・ウェルズ(甲田壽太郎譯) 音樂家と手品 by アントン・チェホフ(上野三郎譯) 屍體製造人 by R・L・スチヴンソン(畑中市郎譯) 庭園の匪賊討伐 by R・キップリング(原圭二譯) 葬式さん by ヘルマン・ランドン(瀧一郎譯) ボートの三人 by ジラム・K・ジェローム(妹尾アキ夫譯) 王子(プリンス)失踪事件 by S・リイコック(窪臺三譯) 壁掛美人 by テオフィル・ゴーチェ(妹尾アキ夫譯) 荒野(こうや) by ジャック・ロンドン(廣瀬將譯) 殺人庭園 by G・K・チェスタトン(花井三平譯) 巡査と賛美歌 by オー・ヘンリー(原圭二譯) 妖姫傳 by A・デュマ(田中早苗譯) 跳び蛙 by マーク・ツェーン(延原謙譯) 運命の人 by ヘンリック・シェンキウイチ(原五郎譯) 女學校事件 by P・G・ウッドハウス(梶原信一郎譯) 慈善家 by アンブローズ・ビーヤス(窪臺三譯) ヂャスミンの女 by サッパア(鷹瀬一夫譯) じゃじゃ馬娘 by パウル・ハイセ(村田啓一譯) 猶太(ユダヤ)の胸甲(きょうこう) by コナン・ドイル(横溝正史譯) 不面目(ふめんぼく)な物語 by アーノルド・ベネット(瀧一郎譯) 老嬢と猫 by モリス・ルヴェル(田中早苗譯) 看護婦長の死 by オルチイ夫人(小田勝平譯) 漂流綺譚 by エドガア・アラン・ポオ(黒沼健譯) |
新青年1938年5月増刊号第19巻第8号 (表紙・松野一夫) |