「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。


新青年1937年2月新春増刊号第18巻第3号
(表紙・松野一夫)
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【収録作品】

鼻かけ三重殺人事件 by ヒュー・オースチン(村山陽一譯)
兄帰る by トーマス・ウオルシユ(廣瀬將譯)
花嫁失踪事件 by アガサ・クリステイ(瀧一郎譯)
新しい化粧 by ルス・ハミルトン(浅見篤譯)
怪光 by フレデリック・スカーリ(田中早苗譯)
名案 by M.ヘリンヂヤー(訳者無署名)
サムとうるさがた by ジヨンストン・マツカレー(吉岡龍譯)
掏摸(すり)の仇討(あだうち) by A.ポグネル(千葉芋兵譯)
ペリー公園の殺人 by ウイル・スコツト(吉本志郎譯)
恋の自動車 by ジヨン・トムソン(林栄三譯)
暴風雨(あらし)の夜(よ) by ヴァレリイ・メルク(芳田寛譯)
骸骨の踊り by W.オウエンス(訳者無署名)
空家(あきや)殺人事件 by マーク・ハンソム(瀧一郎譯)
迷信 by レオナルド・フオークナー(浅見篤譯)
恐ろしき裁判ごつこ by ヒユウ・クリヴリイ(原圭二譯)
ジミー押切帳 by ウィルヘルム・ウェルディン(向原明譯)
犠牲 by コールドウェル・ブルーア(原圭二譯)
ヤニク氏の不思議な経験 by カレル・チヤヘク(浅野玄府譯)
幻の扉 by M.ダビツソン・ボースト(西田政治譯)
ピアノが仇(かたき) by E.F.ベンスン(宮園義郎譯)
説教 by デモン・ランヤン(中谷輝雄譯)
メール・シヤラール・ハッシュバッス by ドロシイ・セイヤーズ(黒沼健譯)
バルカンの男 by ダトリ・ホイス(吉本史郎譯)
夢の審判 by クエンチン・レイノルズ(田中早苗譯)
蟻 by マヌエル・コムロフ(葉田陽太郎譯)
傑作コント
 虚無党員 by T.B.バテジア(玉川一郎譯)
 巷(ちまた)に飢ゑて by A.リーマ(田内長太郎譯)
 春の月 by フランク・マローン(向原明譯)
 科学 by B.A.ヤング(相田洋譯)
 追跡 by J.T.バーナード(相田洋譯)
 恋愛異変 by ミツシエル・ヘルベール(玉川一郎譯)
 大至急 by C.S.デール(相田洋譯)
 突喊(とっかん)小僧日記 by アルフオンス・アレ(玉川一郎譯)
 商売仇き(しょうばいがたき) by グローヴア・ジヨーンズ(訳者無署名)
 英雄二日天下(ふつかてんか) by ジヤン・フィリップ(訳者無署名)
 恋敵(こいがたき) by ジヨン・アースキン(訳者無署名)
傑作中篇十人集
 地蜂(じばち)が螫す(さす) by リチヤード・コネル(延原謙譯)
 絵の首 by レオナード・グリップル(井上英三譯)
 帽子を蹴る by W.マクハーグ(延原謙譯)
 幻の触手 by ゲエリイ・キング(黒沼健譯)
 解けない問題 by G.K.チェスタトン(西田政治譯)
 手 by サツパー(妹尾アキ夫譯)
 生首のはいつた鞄 by ドロシイ・セイヤーズ(妹尾アキ夫譯)
 黒い羊 by ダシエル・ハメツト(延原謙譯)
 沈黙の唇 by カスカール・エンゼン(明石矢兵譯)
 女探偵 by H.フットナー(延原謙譯)
犯罪手口集
 煙となった話
 根こそぎ事件
 不思議な箱
 名誉を賭けて
 手文庫の秘密
 肉屋とヴァイオリン
 餌に釣られて
 ズボンは何処に
 萬病の薬
 知らぬが佛
探偵捕物帳
 毒菓子殺人事件 by 池上大門
 アリバイ偽造殺人事件 by 川端勇男
 殺人自殺事件 by 芳田寛
 身代り殺人事件 by 倉上克郎
海外探偵小説十傑
    by 井上良夫・江戸川乱歩・田中早苗・大下宇陀児・角田喜久雄・木村毅・小栗虫太郎・大田黒元雄・森下雨村・
     大阪圭吉・久山秀子・黒沼健・妹尾アキ夫・延原謙・渡邊啓助・田内長太郎・井上英三・城昌幸・木々高太郎・
     大江専一・甲賀三郎・浅野玄府・海野十三・西田政治・野村胡堂・
横溝正史
邦訳「海外長篇探偵小説總目録」 by 廣川一勝(調査) 
 → 横溝正史及び横溝正史の筆名譯のみを抽出
 
X.Y.Z. by A.K.グリーン(横溝正史譯)
 二輪馬車の秘密 by F.ヒユーム(横溝正史譯)
 灰色の魔術師 by H.ランドン(横溝正史譯)
 赤屋敷殺人事件 by A.A.ミルン(浅沼健治譯)
 鍾乳洞殺人事件 by D.K.ウイツプル(川端伍郎譯)
 → 川端梧郎のミス?
探偵試験
『探偵試験』模範答案(その一)
『探偵試験』模範答案(その二)
笑話
「理論と実際」「テンスの問題」「零度以下」「ひそかに同情」「萬教帰一(ばんきょうきいち)」「第二人称」「籠の鳥」「超未来派」
二月号(広告)
三月号(予告)
講談雑誌二月号(広告)
編輯だより by J・M 
→ 水谷準


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