「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。

(注)広告ページ6枚欠け



【収録作品】

まんがグロテスク by デュブー
グラフ「獨逸映畫の足跡」
俘囚(ふしゅう) by 海野十三(うんのじゅうざ)・吉田貫三郎(畫)
連載長篇「黒死館殺人事件」(第三回) by 小栗虫太郎・松野一夫(畫)
塗込められた洋次郎 by 渡邊啓助・坪内節太郎(畫)
風俗小説「マダム・X(イツクス)の春」 by 深尾須磨子・高井貞二(畫)
死を語る人々 by 杉山平助
コント・ダクシオン
 死の坑山脱出記 by 奥村五十嵐
 オランヤ・ホテルの一夜 by 若木三三男
 本牧夜話(ほんもくやわ) by 北林透馬
 女を救つたが by 岩藤雪夫
 草の匂ひをもつた娘の最後 by 岩崎榮
 拾つた拳銃 by 大庭武年
二十四時間世界一週
 早朝のランデヴウ@ロンドン by 原奎一郎
 ブレランチ@ハリウツド by 松井翠聲
 食はない風景@カルカツタ by 翁久允
 あの道この道@パリー by 内田岐三雄
 服飾行列@マドリツド by 川島理一郎
 碧空・燕・藤の花@ローマ by 中山巍
 社會食@モスコー by 袋一平
 ずけ一丁@新京 by 平野零兒
 沙漠の月@カイロ by 石黒敬七
 今日を樂しめ@リオ・デジヤネイロ by 堀口九萬一
 舞臺のメイ・ウエスト@ニユーヨーク by 松原榮三
 百鬼夜行@上海 by 古鷹亮三
 お月様二つ@東京 by 風山十五
 歡樂の果@ベルリン by 稻木勝彦
極東大會前奏曲 by 廣瀬謙三
極東大會をどうする by 星野龍猪
極東オリンピツク總記録「陸上競技・水上競技」
佐藤次郎の死 by 佐藤俵太郎
親爺を語る
 入澤達吉(いりざわたつきち) by 入澤文明
 谷孫六(たにまごろく) by 矢野コ二郎
 飛田穗洲(とびたすいしゅう) by 飛田忠英
老人國ニツポン by 清澤洌
フアンからの手紙「今様落穗集(いまようおちぼしゅう)」 by 江川宇禮雄
金語樓半代記(第六回) by 柳家金語樓(やなぎやきんごろう)・吉田貫三郎(畫)
ヴアンダインの作品について by 海野十三
亂視の奈翁(なおう)−アルル牛角力(コンバ・ド・トオロオ)の巻− by 阿部正雄・松野一夫(・畫)
トーキー年代記6「氷の中のロメオ−一九三四年−」 by 岩崎昶
漫画「錨のアン公(完結篇)−野球の巻−」 by 横山隆一(画)
阿呆宮一千一夜譚(ものがたり) by 乾信一郎
月々の吉凶 by ガラ・アパラシヤ
コントラスト事件簿 by 西河宏
ブツクス・アプロード by E.S.O
マアキユリー by M.T.U
マイクロフオン
すりい・もんきい
スポーツ・ガイド by ミミ・キキ
コントラスト事件簿 by 西河宏
三階席
パンスネ by ブブレツト
海外問答 by 代表擔當・田原春次
ヴオガン・ヴオグ by 擔當・中村進治郎
阿呆宮
シツク・シネ・シツク
 初夏の映畫 by 南部圭之助
 聖林(ハリウツド)噂話 by A.スターン
暹羅(シャム)兄弟の秘密(第三回) by エラリ・クヰーン(作)・延原謙(譯)・内藤賛(畫)
第三ブルドツグ・ドラモンド(第六回・完結篇) by サツパア(作)・横井直一(譯)・松野一夫(畫)
海戰小説
 リボー沖のS.O.S by G.V.ゴツトベルグ・廣瀬將(譯)・松野一夫(畫)
 空の猟人(かりうど) by バルテイミユス・瀧口一郎(譯)・内藤賛(畫)
 成績不良兵(ふりょうへい) by タフレール・吉岡龍(譯)・内藤賛(畫)
 針路−南東微東(なんとうびとう) by ジヨセフ・コンラツド・廣瀬將(譯)・松野一夫(畫)
 歸還飛行 by クルト・キユヒラー・岩崎昶(譯)・横山隆一(畫)
縮刷圖書館
 戰爭發起人は誰か by タイム誌
 生物先祖譚 by 本草誌
 青年なやむ by エコー・ド・パリー紙
 スタア御臺所しらべ by レクチユール誌
 ルーズヴエルト大統領夫人 by タイム誌
 「金貨引揚げ」法 by ポピユラ・マカニツクス誌
 木炭自動車を召しませ by 工業日本誌
 ハリウツド罵倒記 by ムーヴイー・クラシツク誌
 ボールドウインのフアツシヨ排撃 by ニユーヨーク・タイムズ紙
 佛蘭西の將來は海上に・・・・ by 巴里・ル・マタン紙
 中日問題の現段階 by 天津・大公報
 「新生活運動」批判 by 天津・大公報
連載漫畫「素眞君(スマくん)とイル子」(2) by 小野寺秋風(画)
笑話「性(しょう)はいゝ」「諦らめてる」「艶書(えんしょ)作家」
講談雑誌六月號(広告)
探偵雑誌「ぷろふいる」六月號(広告)
編輯だより by J・M & S・U



新青年1934年6月号第15巻第7号
(表紙・松野一夫)
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