「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。


新青年1933年5月号第14巻第6号
(表紙・松野一夫)
【収録作品】

サ・セ・パリー(オフセット) by 松野一夫
想ひ出の映画集(写真)
世界の五月(扉)
赤外線男 by 海野十三
美女魔 by 石濱金作
マネキン人形事件 by 西田政治
連作:三太郎とヘナ子
 この世で最も哀れな男 by 失名氏
 ヘナ子は女なりや by 吉岡龍
 虎鮫(タイガ・シャーク)現はる by 大下宇陀児
 
恐しきテクノクラシー by 横溝正史
 金還鹽(きんかんえん) by 池田忠雄
 ハイド三太郎 by 横山隆一
 二羽の蝶々 by 岸まん三郎
百年後の世界
 交通運輸はどうなる by アメリア・イアハート
 経済はどうなる by スチュアート・チス
 家族制度はどうなる by バートランドラッセル
 恋愛はどうなる by アルフレッド・アドラ
 科学はどうなる by J.S.ハックスレー
 衣服はどうなる by ガブリエル・シャネル
 娯楽はどうなる by S.L.ローサフェル
阿呆宮一千一夜譚(ものがたり) by 乾信一郎
阿呆宮
マアキュリー by M・T・U
海外問答
アスファルト
ヴォガン・ヴォーグ by 担当・長谷川修二
すりい・もんきい
シックシネシック by 南部圭之助
お嬢さんは何がお好き
 サロメの化粧 by 矢野目源一
 洋食学研究中 by 石崎長三郎
 デパートの食堂を覗く by 横尾榮一郎
 セニョリタ・シネマ by 南部圭敬之助
 歌姫は何がおすき by 河邊郡寶
「ケンネル殺人事件」とヴァン・ダイン氏の愛犬哲学 by 吉岡梓郎
謎の巨艦爆沈 by 福永恭助
馬に乗る狼 by 田中早苗
ひょっくりサム by P.G.ウッドハウス(乾信一郎譯)
真相の真相 by 南亞夫
続・熱球三十年(第五回) by 飛田穂洲(すいしゅう)
くらがり二十年(第五回) by 徳川夢声
西洋色豪傳 by 獅子文六
一季制リーグ戦検討 by 鈴木惣太郎
ラッシュ・徐廷権 by 下田辰雄
ケンネル殺人事件(完結篇) by S.S.ヴァン・ダイン(延原謙譯)
怯者の告白 by モーリス・ルヴェル(訳者無署名)
急行列車殺人事件 by F.W.クロフツ(延原謙譯)
幽霊階段 by L.J.ビーストン(横溝正史譯)
アーサ卿の失踪 by チェスタトン(浅野玄府譯)
講談雑誌五月号(広告)
 
サーカスの囮 by 横溝正史
編輯だより by S.U 
→ 上塚貞雄

 
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