新青年1932年11月号第13巻第13号
(表紙・松野一夫)
【収録作品】

最新ハリーウツド全圖(疊み込み)
新青年グラフ
ヴオーグ寫眞部
都会の戰慄
 犯罪窟くつ都會 by 楠瀬正澄
 資本集注の悲劇 by 鹽谷三郎
 インテリ失業群 by 橋洋一
 テロ鳥瞰圖 by 伊藤勇三
 興行界のピンチ by 河口松太郎
 富豪散金術 by 秋田朝夫
 貞操の暴落 by 大竹一雄
 蝕ばまれる家庭 by 紅坂溜吉
 生存否定の人々 by 西園隆一
 文字の恐怖 by 内務省圖書課・成田總一郎
若しや貴方は・・・・・・ by ルドルフ・プレスペル(淺野玄府譯)
世界記録目指して by アンドレ・ボルツアー(淺野玄府譯)
幸福者の下着 by ヘルマン・ブルーメンタール(淺野玄府譯)
すりいもんきい
シックシネシック
 御冗談でシヨ−マルクスブラザース紹介− by 南部圭之助
 聖林(ハリウッド)噂話 by A.スターン
阿呆宮一千一夜譚(ものがたり) by 乾信一郎
月々の吉凶 by ガラ・アパラシヤ
ブックス・アブロード by 村山有一
ヴオガンヴオグ by 擔當・中村進治郎
海外問答
阿呆宮
創作
 三稜鏡(さんりょうきょう)−笠松博士の奇怪な外科醫術− by 佐左木俊郎・吉田貫三郎(畫)
 塙侯爵一家(第五回) by 横溝正史・横山隆一(畫)
 豚と緬羊 by 石濱金作・竹中英太郎(畫)
 連續短篇(第六話)「三ヶ月(さんかげつ)の日記」 by 延原謙・坪内節太郎(畫)
 武州公秘話(第十二回) by 谷崎潤一郎・木村荘八(畫)
 風の夜 by 工藤恒
 ひよつくりサム(第一回) by P.G.ウツドハウス・乾信一郎(譯)・矢崎茂四(畫)
 金(きん)(その三) by 井上吉次郎
 新人漫畫大會 by 画(横山隆一・岸丈夫・中村篤吉・石川義夫・近藤日出造・益子しでを・矢崎茂四・片岡敏夫・佐宗美邦)
 モンタージユ巴里(パリー)(第一回) by 内田岐三雄・松田一夫(畫)
「殺人鬼」を讀む by 海野十三
探偵小説の映畫化 by 西田政治
縮刷図書館
 日露は開戰するか by ネーション誌
 片側・近世銀座商店盛衰記 by 副業雑誌
 危期に立つスピークイージイ by カレント・ヒストリイ誌
 新時代の自動車はどう變る by アメリカンズ誌
 自殺したマツチ王クロイゲルの半面 by リアル・ヂテクチヴ誌
 新國家承認の法的斷面 by 外交時報
 探偵小説淨化に乘出したG.K.チエスタートンと其その一黨 by 紐育(ニューヨーク)タイムス・マガジン誌
ハリウツド解剖
 W.デスモンド・テイラー監督殺害事件後日譚(ものがたり) by 木山月一
 シナリオ製作機 by モーリス・デコブラ(安藤左門譯)
 Hollywood V.S. Love(ハリウッドたいレンアイ) by ヴイキー・バウム女史(訳者無署名)
 映畫國下端連戀葛藤ハリウツドはしたつぱれんこひのいきさつ by 砂土原三八
 少年海賊 by ベン・ヘクト(訳者無署名)
スポーツ
 我等は如何に戰つたか by オリムピツク日本水泳監督・松澤一鶴
 オリムピアードの新聞紙 by 市原覺藏
 オリムピツク感想記 by オリムピツク日本陸上主將・織田幹雄
 米国球界物語「ジヨーン・マグロウ傳」(第一回) by 鈴木惣太郎
 早慶戰總記録 by 吉田照夫
 秋期リーグ戰の興味 by 河合君次
動物小説集
 山火(やまび) by C.ロバーツ(安藤左門譯)
 自由を我等に by J.L.フランドル・訳者無署名・内藤賛(畫)
 銀狐(ぎんぎつね)シエード by エルマー・I.ランサム・訳者無署名・内藤賛(畫)
 毛蟲の舞踏會 by モーリス・ブデル・訳者無署名・内藤賛(畫)
 鯨のはなし−嘘の代名詞に非ず(あらず)− by A.R.ウエトヂヤン(訳者無署名)
十二月號豫告
文藝倶樂部十一月号(広告)
講談雑誌十一月号(広告)
少年世界十一月号(広告)
編輯だより by J.M 
→ 水谷準



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「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。


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