新青年1932年10月増大号第13巻第12号 (表紙・松野一夫) |
【収録作品】 創作 懸賞讀者採點に奮つて応募せられよ! 塙侯爵一家(第四回) by 横溝正史・横山隆一(畫) 連續短篇(第五話)「金・金・金」 by 延原謙・坪内節太郎(畫) 染められた男 by 葛山二郎・高井貞二(畫) これでいゝのかい by 勝伸枝・横山隆一(畫) 川波家(かわなみけ)の秘密 by 甲賀三郎・坪内節太郎(畫) 幽霊と推進機(スクリユウ) by 夢野久作・竹中英太郎(畫) デパートの絞刑吏(こうけいり) by 大阪圭吉・内藤賛(畫) 美しき皮膚病 by 渡邊啓助・新井義毅(畫) 爬蟲館事件 by 海野十三・内藤賛(畫) 武州公秘話(第十一回) by 谷崎潤一郎・木村荘八(畫) 世界人気作家コンクール スバラシキメイキアツプ by フレミング・ウツシング(淺野玄府譯) 口笛 by L.B.プリーストリ(小野浩譯) 秋深む by ダナ・バアネツト(小野浩譯) 小さい大悲劇 by フエルナンデス・フローレス(伊藤健譯) ロボツト騒動 by フーゴー・フアルベルグ(訳者無署名) 街の挿話(エピソード) by H.デユベルノア(安藤左門譯) 戰禍に遠く by ホセ・フランセス(播磨鱈平譯) 中學生の手紙 by ピチグリリ(瀧口右一郎譯) 石炭摧破機(コールブレイカー) by マイケル・ゴールド(村山有一畫) タイプライター by ペーター・ハマシユラーク(向原明譯) デ・ロージユ伯爵の最後 by F.X.サルダ(訳者無署名) 金齒 by ミハイル・ゾシチエンコ(向原明譯) 投身後日譚(みなげごじつものがたり) by アンドレ・ビラボオ(安藤左門譯) 銀行破り犯人 by ハンス・ローゼツガア(訳者無署名) 阿呆宮一千一夜譚(ものがたり) by 乾信一郎 新人漫畫大會 by 画(片岡敏夫・横山隆一・石川義夫・益子しでを・近藤日出造・黒澤はじめ・岸丈夫・矢崎茂四・小關まさき) ブックス・アブロード by 村山有一 海外問答 ヴオーグ寫眞部 ヴオガンヴオグ by 擔當・中村進治郎 すりいもんきい 阿呆宮 スポーツ 勝利の蔭に織田あり by 東朝運動部・前早大競技部選手・笠原寛 秋季リーグ戰展望−早大の進退に就て− by 讀賣新聞運動部・宇野庄治 秋の新人は誰? by 明石次郎 韋駄天ヌルミの憂鬱−フインランドの精鋭を迎へる− by 北澤清 オリンピツク・ニユース合戰 by 市來冷三 熱球三十年(第五回) by 飛田穂洲・内藤賛(畫) みせれえにあす 云いたい事を云はして貰はう アマチユア問題 by 森田俊彦 獸になり度たいか! by 三越常務・北田内藏司 金(きん)(その二) by 井上吉次郎 シックシネシック ガルボ退米(たいべい) by 南部圭之助 聖林(ハリウッド)噂話 by A.スターン 縮刷図書館 アメリカの大谷竹次郎(おおたにたけじろう)ロクシー大衆を語る by ウマンス・ホーム・コムパニオン誌 アル・カポンの別荘アトランタ刑務所秘聞−囚人二七一四五號− by リアル・デテクテイヴ誌 フーヴア功罪録 by カレント・ヒストリイ誌 ボス政治の典型タマニー・ホール by 紐育(ニューヨーク)タイムス・マガジン誌 少しはのんきになりませう 蛇漫談 by 廣瀬巨海 廣目屋(ひろめや)萬歳! by 名賀京助 F.ルーズベルトの脚とカイゼルの手 by 村山有一 浴衣(ゆかた)辨慶の大見得(おおみえ)−マイクロフオンの正直に困る話− by 矢部謙次郎 土佐狂句(とさきょうく)の話 by 田中貢太郎 洋服 by 丸木砂土 金まうけ新戰術「デントウバチ」 by 松井翠聲 呑氣(のんき)な美談 by 小林正 星を覗くもの by 野尻抱影 コント・ノンキナアル by 岩田豐雄 刑務所の野球試合 by 鈴木惣太郎 秋に入つたキヤンプ by 正木不如丘 海底の無手勝流(むてかつりゅう) by 三浦定之助 シヤンペンの魂 by 萬里野平太 平凡 by 和田邦坊 探偵小説と戰爭文學(広告) 江川蘭子 by 横溝正史ほか 文藝倶樂部十月号(広告) 講談雑誌十月号(広告) 少年世界十月号(広告) 編輯だより by S.U → 上塚貞雄(?) |
「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。 1950年7月号が最終号。 増刊号を含めて400冊を発行。 博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。 注)表紙スレあり。 |