「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。 1950年7月号が最終号。 増刊号を含めて400冊を発行。 博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。 |
【収録作品】 マンガのページ オリンピツク特選寫眞 ヴオガンヴオグ寫眞部 巻頭記事「誰が惡いのだ?」 飛ぶに飛ばれぬ太平洋 by 郡山敦 インチキ學校優等生 by 林高夫 三浦環女子ボイコツト事件 by 山村三生 六大學野球リーグの粉砕 by 武田常壽 「僕は歸る」とチヤアリー苦笑ひ by 伊藤雅夫 白色テロは濶歩する by 西園隆一 滯貨生絲樂屋談義 by 後藤春夫 学園セクシヨン ブツクス・アブロード by 村山有一 ヴオガン・ヴオグ by 擔当・中村進治郎 海外問答 すりい・もんきい 阿呆宮一千一夜譚(ものがたり) by 乾信一郎 月々の吉凶 by ガラ・アパラシヤ 阿呆宮 シツクシネシツク「秋の映畫」 by 南部圭之助 聖林(ハリウツド)噂話 by A.スターン 初夏の映畫案内 笑話「用意周到」「利子のつもり」 特別讀物 ちやーりー日本行状記 by 本田一郎 斬捨御免「時事月評」 by コ川夢聲 法醫學者の眼 by 森下雨村 誌上迷宮犯人行方探し「八萬圓詐欺犯人の行方?」 by 北一夫 戀愛體温計 女探エルサ by 瓦繞太郎 → 一部欠け 塙侯爵一家(第二回) by 横溝正史 「塙侯爵一家」を讀みて 上等馬車に乘つて by 江戸川亂歩 天晴れ古典 by 森下雨村 名篇『塙侯爵』 by 大下宇陀兒 連續短篇(第三話)「惡運を背負ふ男」 by 延原謙・坪内節太郎(畫) 夜泣き鐡骨(てっこつ) by 海野十三・内藤賛(畫) 湯原御殿(ゆはらごてん)殺人事件 by 西田政治・竹中英太郎(畫) 夢の殺人 by 南澤十七・吉田貫太郎(畫) 武州公秘話(第九回) by 谷崎潤一郎・木村莊八(畫) その前夜 by 宮里良保 電氣の敵 by 稻垣足穗 最後の人類−リウ・キノウ(第二話)− by 大下宇陀兒 傀儡師(完) by 駐日キューバ公使・ウイツトマーシ(作)・岡田忠一(譯)・吉田貫三郎(畫) 縮刷図書館 ハリウツド映畫スターの離婚事件 by スクリーン・ブツク誌 綴方(つづりかた)教師として兒童に臨む根本態度 by 綴方教育五月號 拳トウの彌次・檢トウ録 by 拳闘誌 奥様方にソツと申上げる by リバテイ誌 隱れた東都史蹟を尋ねる by 郷土風景 少年犯罪の激増について by 紐育(ニューヨーク)タイムス・マガジン 夏よ若人に 犬アメリカ探偵叢書 by 木村毅 おつとめはつらきもの by 秦豐吉 Kore Wa Komatta! by 福永恭助 夢の工場 by 岩崎昶 私は答へる by 新井育三 遺憾乍ら by 新居格 ピオ・バローハのこと by 萬里野平太 肩の凝らないもの by 森下雨村 短篇二三 by 延原謙 日本新人漫画集 「瓦斯自殺」「圓タクとめる形態」「手をさげろ!」「カギアナから?」 by 矢崎茂(畫) モーシヨン・ピツチヤー by 横山隆一(畫) 「入道雲」「復讐奇談」「肥える藥」「まさに妙諦」 by 片岡敏夫(畫) 浮ぶ瀬 by 近藤日出造(畫) 「あの娘はワシの娘だ」「でも意地悪な!」 by 石川義夫(畫) 「ダンスチケツトを乞食にやつた話」「セツカチな男身投げ人を助く」 by 小關まさき(畫) スポーツ 必勝を期して by 日本代表選手・津田晴一郎 アメリカの歡喜−中距離に現はれた二新鋭− by 川本信正 熱球三十年(第三回) by 飛田穂洲 ひとり・夜よむ AからGまで by 青木二郎 窃まれた話 by 北林透馬 深夜の呼鈴(ベル) by 安藤左門 彼女の場合−又はかつらの話− by 大下八郎 爪を切る話 by 吉岡龍 新青年探偵小説合同記念大増刊「現代探偵小説傑作集」(豫告) 朝日八月号(広告) 探偵小説八月号(広告) 火あそび by コーナン・ドイル(訳者無署名) → 横溝正史(譯) 赤屋敷殺人事件 by A.A.ミルン(浅沼健治譯) → 横溝正史(譯) 赤屋敷殺人事件予告文 −本誌獨特長篇讀切探偵小説・原名『レツド・ハウス・ミステリイ』− by 編輯者 → 横溝正史? 文藝倶楽部八月号(広告) 博文館「探偵小説と戰爭文學」(広告) 合作「江川蘭子」 by 江戸川亂歩・横溝正史・甲賀三郎・大下宇陀兒・夢野久作・森下岩太郎 譚海八月号(広告) 怪盗ルパン「海底の水晶宮」 by 横溝正史 編輯だより by J.M・S.U → 水谷準・上塚貞雄(?) |
新青年1932年8月号第13巻第9号 (表紙・松野一夫) |