新青年1932年7月号第13巻第8号
(表紙・松野一夫)
 
【収録作品】

マンガのページ
特選寫眞「はろう・ちゃありい」
國産海水着品評會
ひとりで・夜讀むな
 兒を産む死人 by 米田三星
 人喰圓鋸(ひとくいまるのこ) by 海野十三
 骸骨 by 村山有一
 洗つても、洗つても by 楠瀬正澄
 生ける屍 by 金雀枝房
 ソーセージ by 平野零兒
 床下を掘る by 横井直一
靴屋の大將主題歌 by A.ヴイルメス&R.ビュジョル(歌詞)・R.エルボン(曲)
阿呆宮一千一夜譚(ものがたり) by 乾信一郎
月々の吉凶 by ガラ・アパラシヤ
學園セクシヨン
阿呆宮
ヴオガン・ヴオグ by 擔当・中村進治郎
海外問答
話にならない話「私が一萬圓作る迄」 by 足立隆
ブツクス・アブロード by 村山有一
アラカルト
特別讀物
 四大政客暗殺最後の場面−戰戦すべきテロ化の世相− by 北一夫
 暗殺暗殺欧洲の波紋−佛國大統領の死を中心に− by 秋庭浩
 革命に遭ひて by 西班牙(スペイン)國王・アルフオンソ十三世
 世界航空界飛躍展望 by 渡部一英
 女探エルサ by 瓦繞太郎
 懐しき昔よ by S.S.ヴァンダイン(訳者無署名)
 ニユーヨークの社交界−洒落者の話− by 新井育三
 斬捨御免 by コ川夢聲
 戀愛無軌道殿下 by 宮武繁
 シツク・シネ・シツク
  アメリカ映畫とは by 南部圭之助
  聖林(ハリウッド)噂話 by A.スターン
新連載長篇小説「塙侯爵一家」(第一回) by 横溝正史・横山隆一(畫)
武州公秘話(第八回) by 谷崎潤一郎・木村莊八(畫)
連続短篇(第二話)「レビウガール殺し」 by 延原謙・坪内簡太郎(畫)
恐怖城(最終回) by 佐左木俊郎
愛慾埃及學(エジプトロジイ) by 渡邊啓助
傀儡師(第六回) by 駐日キューバ公使・ウイツトマーシ(作)・岡田忠一(譯)・吉田貫三郎(畫)
縮刷図書館
 米紙の見た日支空軍の勢力 by リテラリ・ダイジエスト誌
 粋人(すいじん)ムツソリニ戀の機關士 by キヤザリン・ラヴイウヰル
 伏字(ふせじ)漫談 by 書物春秋社
 ヒンデンブルグの一日 by 紐育(ニューヨーク)タイムス誌
 棋界「私の殺した男」 by 宇宙三月號
 シユヴリエとマクドナルド by スジエローム・シユトラウス
 如何にスポーツは有害であるか by 世相展望誌
スポーツ
 熱球三十年(第二回) by 飛田穂洲
 小説「輝く星條旗」 by W.チルデン・尾崎三郎(畫)
 小説「榮冠をめぐる女妖−スポーツ實話−」 by 鈴木惣太郎
 オリンピツク狂燥曲 by 川本信正
 新鋭レスリング入門 by 大日本アマチユアレスリング協會理事・山本千春
 世界競泳界の動勢(どうせい) by 杉田忠治
 スポーツ美談集「感激を我等に」
  最後の言葉 by 加能克亮
  名投手アーンシヨウ by 金井次郎
  三勝對二勝 by 北澤清
  オー・ジヤポン by 南條猛
  一高對三高野球戰 by 宇野庄治
  世界に呼びかける町 by 陸雪男
  龍攘琥搏(りゅうじょうこはく) by 稻田慶二
探偵小説七月号(広告)
講談雑誌七月号(広告)
探偵小説と戰爭文學(広告)
 江川蘭子 by 横溝正史ほか

文藝倶樂部七月号(広告)
少年世界七月号(広告)
少年少女譚海
(広告)
八月号予告

 塙侯爵一家(第二回) by 横溝正史
編輯だより by J.M → 水谷準


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「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。


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