「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。


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【収録作品】

まんがのぺいじ
漫畫「ピートおやぢ行状記」
影の秘密 by モーリス・ルナアル&アルベール・ジヤン(共作)・渡部尚一(譯)・松野一夫(畫)
本格探偵小説
 ハーレイ・キン氏の登場 by アガサ・クリステイ(西田政治譯)
 忘られぬ一夜 by A.K.グリーン(訳者無署名)
 午前三時 by ローゼンハイン(訳者無署名)
 警鐘裝置 by E.ウオーレス(訳者無署名)
 蠅(はえ) by アルフレツド・トウク(訳者無署名)
 水車場の火事 by ポール・セルビエール(訳者無署名)
 奇商倶樂部 by G.K.チエスタートン(訳者無署名)
 コードウエル事件 by トマス・マツク(訳者無署名)
 無名飛盗(ウーミンフエイタオ) by 張慶霖
 ヂエローム寶石店の寶石 by ヨハネス・ロエツスラー(訳者無署名)
 放送局の殺人 by G.ロビンス(訳者無署名)
戰慄と感激集
 みがはり by フランソワ・コペエ(訳者無署名)
 戰慄 by リチヤード・コンネル(訳者無署名)
 牧師の罪 by Kカルル・ブツセ(訳者無署名)
 最後の懲罰 by R.L.デイアドン(訳者無署名)
 閉ざされた窓 by アンブローズ・ビヤース(訳者無署名)
 K衣の老婆 by ピエール・ルヰス(訳者無署名)
私は何故探偵小説家になつたか
 舊探偵小説時代は過去つた(すぎさった) by 江戸川亂歩
 丹那盆地の斷層 by 久山秀子
 實は偶然に by 甲賀三郎
 反獵奇趣味 by 大下宇陀兒
 涙香(るいこう)、ポー、それから by 夢野久作
 
くすり屋の抽斗(ひきだし)から by 横溝正史
動物小説
 北國(ほくこく)の野獸 by ツヤールズ・ロバーツ(訳者無署名)
 青ジヤケツの猿 by ポーター(訳者無署名)
探偵小説作家に望む
 あくまで嚴粛な by 平林初之輔
 雑感 by 妹尾アキ夫
 社會運動家の立場から by 木村毅
ユーモア小説集
 伯爵と結婚式の客 by O.ヘンリイ(訳者無署名)
 サムと犬 by J.マツカレー・坂本義雄(譯)・松野一夫(畫)
 テレヴイヂヨン by フリツツ・オーレ(訳者無署名)
 自分の葬式 by H.H.エーウエルス(訳者無署名)
 老いたる雄辯 by H.ワルポール(訳者無署名)
 用心棒 by アンドレ・ビラボウ(訳者無署名)
 列車中の殺人 by フラーム(訳者無署名)
 イヴアンの冒險 by アルカデイー・アヴェルチェンコ(訳者無署名)
 カツフエ受難 by フランシス・グリツブル(訳者無署名)
 小説作法 by アルバート・キンロス(訳者無署名)
くにぐにのはなし
 自慢の落ち
 命を賭る
 海女
 佐渡の晝寢
 山程の自慢
 蜘蛛合戰
 チユンの話
 小意氣な街
 海扇ほたて
探偵劇雜話 by 伊藤松雄
ものろぎや・そりてえる by 辻潤
復讐の女帝カザリン二世秘史 by 高橋邦太郎
コーナン・ドイル「實地じっちのホームズぶり」 by V.スタアレツト(訳者無署名)
輕快コント
 酒の肴 by ルネ・ジヤンヌ(訳者無署名)
 迷宮に入る(いる) by S.J.シモン(訳者無署名)
 悲鳴地獄 byベルナール・ジエルヴエズ(安藤左門譯)
 ヤンキイ氣質(かたぎ) by アルフオンス・アレ(訳者無署名)
 匿名の手紙 by ミシエル・コルデエ(訳者無署名)
別冊附録「くすぐりくすり」 
→ 欠け
新青年三月號(豫告)
朝日二月号(広告)
 探偵小説「四番地の家」 by 横溝正史

文藝倶楽部二月号(広告)
講談雑誌二月号(広告)
 怪奇探偵「殺人暦」 by 横溝正史
編輯だより by J.M → 水谷準



新青年1931年2月新春増刊号第12巻第3号
(表紙・松野一夫)
 
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