「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。

(注)乾信四郎(かんしんしろう)は、乾信一郎の筆名。


新青年1930年8月号第11巻第10号
(表紙・松野一夫)
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【収録作品】

特選漫画集
新青年百貨店
剣侠尼僧傳 by 佐藤春夫
童貞 by 夢野久作
日曜日のホテルの電話 by 中村正常
金網模様の青空 by サトウ・ハチロー
阿呆宮一千一夜譚(あほうきゅういっせんいちやものがたり) by 乾信四郎
カレヂ・セクション
ブック・ルックス
 LES CENT NOUVELLES NOUVELLES by 中村正常
 「肉体の悪魔」 by 楢崎勤
 この頃読んだもの二三 by 龍胆寺雄
阿呆宮
ヴォガン・ヴォグ
死美人 by W.フレイタア(訳者無署名)
地獄 by H.ゲイヤール(訳者無署名)
掏摸(すり) by H.アームストロング(訳者無署名)
恋 by M.ウオタアマン(訳者無署名)
海軍物語 by 福永恭助
麻雀高等科読本 by 川崎備寛
独艦「狼(ウオルフ)」号 by 広瀬将
ルーマニヤ皇室の秘密 by 斧新二郎
サラリマン講座(第五席) by 辰野九紫
埃及文化裏面史(エジプトぶんかりめんし)(第五講) by 西村真次
何処へ行く
 杉山さと子
 北里俊太郎氏とてる子夫人
 「春駒(はるこま)日記」
ルウレットを廻りて(めぐりて) by 岩田豊雄
投賽(さいころ)名人の悲しみ by 長谷川伸
賭博裁判寸景 by 濱尾四郎
魔都・上海をめぐる by 馮夷
シック・シネ・シック
 クラウン・ダグ by 山内光
 映画新語辞典抄 by 如月敏
 『太秦(うずまさ)ウッド』漫歩景 by 小林正
 すなっぷ・しょっと by 竹内俊一
 スタヂオ風景−ルビッチのこと− by 杉本彰
 しね・ぷろむなあど by H生
 海外噂話 by A.スターン
スポーツ新青年
 極東大会了へて・日本の水泳界は by 松澤一鶴
 ゴルフ非礼賛(らいさん) by 巨勢洵一郎
 甲子園野球花形評判記 by 春日俊吉
話にならない話
 斯う(こう)するんです by 乾信四郎
 陽気な寡婦(メリイ・ウイドウ) by 築地留々子
 宗教談 by 吉岡龍
探訪特種三重奏 by 結城惣
 カイゼル・コレスポンデント
 虐殺エピソード
 雨の玉造八湯(たまつくりはっとう)
芙蓉屋敷の秘密(最終篇) by 横溝正史
死の濃霧(最終篇) by ミルワード・ケネデイ(訳者無署名)
犯人探し五百円懸賞当選者発表
特別増刊附録懸賞当選者
東経百八十度だより by 松井翠声
喪服の弁 by グザンロフ(訳者無署名)
恋の打明け by グザンロフ(訳者無署名)
母ちゃん by グザンロフ(訳者無署名)
フタリデカヘル by G.R.マロツク(訳者無署名)
自動車で婿探し by M.ザマコイス(訳者無署名)
液体幽霊 by W.L.アルデン(訳者無署名) → 横溝正史(譯)
可哀相な幽霊 by ピエル・ミル(訳者無署名)
第七独居房 by スチュアート・マーチン(訳者無署名)
敵 by エリッヒ・マリア・ルマルク(訳者無署名)
戸崎町風土記 by 水谷準

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