「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。


新青年1929年9月号第10巻第11号
(表紙・「ギャルソンヌ」 by 松野一夫)
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【収録作品】

欧米傑作漫画集
探偵作家樂屋ばなし by 江戸川亂歩
花嫁の訂正−夫婦哲學− by 渡邊温
赧顔(あからがお)の商人 by 葛山二郎
呪はれた惡戲(いたずら) by 瀬下耽
精神分析をされた女の話 by 清澤洌
伊太利歌謡「遠ざかり行(ゆ)くサンタルチア」
阿呆宮(全世界珍奇噴飯の頁)
ばにてぃ・ふえいあ(青年紳士淑女読本)
阿呆宮一千一夜譚(ものがたり) by 上塚貞雄
失戀騒動記
 握拳(にぎりこぶし) by 岡田三郎
 つきたての by 丸木砂土
 失戀の結果 by 渡邊均
 栓の出來ない話 by 佐左木俊郎
 失戀大福帳(だいふくちょう) by サトー・ハチロー
 餘り(あまり)に三枚目的な by 佐野豐
 早すぎた失戀 by 西條八十
スポオツ新青年
 スポオツ銘々傳−野球の巻− by サトー・ハチロー
 女性のボクシング by 保木眞紅
 騎士入門 by 天城武夫
 スポオツゲームズを透して by 喜多壯一郎
 甲子園野球談議 by 春日俊吉
モダン大學「近代青年禮儀の巻」
 高級映畫ファンたる by 内田岐三雄
 カフエに於ける by 長谷川修二
 文學青年たる by 笹野五郎
 居候いそうろうたる by 鬼下朗次
 圓タクに於ける by 淺山二郎
戀愛学(第九講)「戀愛地球の物理」 by 正木不如丘
ぴくるす
 男子讀むべからず
 樂天主義
 公衆電話の怪
 正に怪談
時代之兒之横顔
 大統領救護記 by 小野浩
 半生を語る by シャリアピン記(訳者無署名)
口を閉づ by P.ワイルド(訳者無署名)
その前夜 by P.ワイルド(訳者無署名)
向上女史 by P.ワイルド(訳者無署名)
火事にされたロバート by P.ワイルド(訳者無署名)
壜(ビン) by P.ワイルド(訳者無署名)
孤兒になりたや by J.ルナアル(訳者無署名)
御醫者様でも by G.クウルトリイヌ(訳者無署名)
はらきりジヤポンの夢 by カミ(訳者無署名)
初夏添景 by P.ヴェロン(訳者無署名)
自動車昇天 by E.オスモン(訳者無署名)
公平なる良人(おっと) by M.タクレス(訳者無署名)
思案の外(ほか) by ウツドハウス(上塚貞雄譯)
にせダイヤ by ジャン・ストレツトン(訳者無署名)
塔の家秘聞 by ブランドン・フレミング(西田政治譯)
食後(デザアト)の桃 by ジヨルシユ・ドオレエ(訳者無署名)
グリイン家の惨劇(完結篇) by S.S.ヴアン・ダイン(平林初之輔譯)
近代貧乏戰術
 新しい生活原理の創成 by 新居格
 貧乏行進曲 by 辰野九紫
 夏の財政 by 向原明
新青年十月増大號(予告)
朝日九月號(広告)
文藝倶樂部九月特輯號(広告)
農業世界九月號(広告)
野球界九月號(広告)
講談雑誌九月號(広告)
 ルパン大盗傳 by 横溝正史

戸崎町より by 延原謙



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