「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。


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新青年1928年11月号第9巻第13号
(表紙・「ことほぎて踊る」 by 松野一夫)
【収録作品】

楽園(パラダイス)事件 by J.S.フレツチヤー(森下雨村訳)
禍厄両替所(わざわいりょうがえどころ) by ダンセニ(田中早苗訳)
変装 by カール・ホツヂス(横溝正史訳)
鉛筆の跡 by アンリ・デュヴェルノワ(龍能照緒訳)
燈台の二つの眼 by G.K.チェスタトン(浅野玄府訳)
路上の運 by ハンス・モルガン(横溝正史訳) → 目次のタイトル「路上」
プロペラーの響(ひびき) by アンドレ・ビラボー(安田専一訳)
夜の五弦琴(バンジョー) by ハーマン・ランドン(平林落葉訳)
マル by ジヨフレイ・カー(島津木靖夫訳)
その足跡(あしあと) by ミゲル・ザマコイス(安田専一訳)
閑人(かんじん)倶楽部 by バリ・ベーン(吉田甲子太郎訳)
記憶術の大家 by S.リイコツク(浅野玄府訳)
一喜一憂 by アルグレーンウッシン(浅野玄府訳)
名声 by ホールプルツク(田中早苗訳)
まんだねつと
 御祖師様(おそツさま) by 徳川夢声
 物言はぬ水夫 by 竹添蝶二
 諏訪君の失敗 by P.L.M
 続代表的名作選集 by 岡田時彦
最近の感想 by 江戸川乱歩
「陰獣」その他 by 平林初之輔
「陰獣」について by 森下雨村
女性の謎 by 甲賀三郎
陰獣縁起 by 横溝正史
「陰獣」の印象 by 小酒井不木
紅毛男女情痴綺譚
 自由夫婦 by シユズイ・ケリイ(龍野照緒訳)
 深夜の饗宴 by 浅野玄府
 指紋 by フアリドン(安田專一訳)
 鼻 by 伊藤春之助
 悔悟 by フイツシエ兄弟(訳者無署名)
 狆(ちん) by ジヤン・フオルゼーヌ(訳者無署名)
強敵イリノイと対戦した早慶明三チーム by 弓館小鰐
イ大を試金石(しきんせき)として見た早慶明の強味(つよみ) by 飛田穂洲
阿呆宮ABQ
阿呆宮一千一夜譚
科学小報 by 佐野昌一
死刑から無罪になった五人殺し(ごにんごろし)の話 by 稲垣紅毛
あぶらかだぶら −笑はぬ恋人− by 河野仁美
てえたてえと
 扉「近代貸金支払催促状」
 俄か医者
 坊や名句集
 王様の入質(いれじち)
 児(こ)なし親
 マイクロフオン
   by 江戸川乱歩・大伴黒主・妹尾アキ夫・Q.H.R.・巨勢生・川口松太郎・村野杢平・鐡假面・木下龍夫・國枝史郎・QY生・
     たまらぬ生・N.Y.K・大井生
 それ見なされや
 あとの一人は
 妙々
 忠義
 唯今(ただいま食事中)
 不思議な窓
 交代
絵姿 by 渡邊温
赤光寺(しゃっこうじ) by 葛山二郎
罪せられざる罪 by 城昌幸
桶屋が儲ける話 by 黒澤俊雄
城戸三郎の正体 by 水守亀之助
オフセツト色刷漫画「漫画の頁」
懸賞問題・五百圓懸賞・楽園事件
西洋笑話(せいようしょうわ)
新青年十二月号(予告)
代理部御案内 by 博文館代理部
少年世界十一月号(広告)
譚海十一月号(広告)
講談雑誌十一月号(広告)
編輯局より by 延原謙


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