「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。


新青年1928年3月号第9巻第4号
(表紙・「華麗なる春」 by 松野一夫)
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【収録作品】

口繪「THE WATCHERS」 by J.ERNEST PROCTOR
四月増大号予告
 佝僂譚 by 横溝正史
→ 未掲載

創作
 飛機睥睨(ひきへいげい)(第二回) by 土師清二・長谷川伸・国枝史郎・小酒井不木・江戸川乱歩
 海龍館事件 by 橋本五郎
 隼のプレゼント by 久山秀子
 人の顔 by 夢野久作
 ヂヤマイカ氏の實驗 by 城昌幸
 恐水病患者 by 角田喜久雄
 歪んだ部落 by 大下宇陀兒
映畫
 三人のキヤメラマン by 武田忠哉
 ジエイムス・クルウズの臺頭 by 南部圭之助
隨筆
 赤襯衣物語(あかシャツものがたり)(第三回) by 大木篤夫
 龍の胃の腑の中の寶 by ポオル・モオラン(訳者無署名)
 九官鳥と話す女 by 山口海旋風
 シヨパンの葬送曲 by アンブロオズ・ビイアス(赤城啓春譯)
 科学時潮(じちょう) by 工学士・佐野昌一
特別讀物
 精神分析映画『心の不思議』を中心とする新青年座談會 by 甲賀三郎・江戸川乱歩・辻潤・水谷準・村山知義・渡邊温・飯島正・武田忠哉・横溝正史・飯田心実
 犯罪研究「笠井慶治事件」 by 稻垣紅毛
 自殺學(第三講) by 高田義一郎
名作繪物語「黒チューリップ」 by デユマ(原作)・田中早苗(譯)・初山示牙留(畫)
みしれえねあす
 ユトピア
 紙風船
 価値を求める人々
 養蚕
 一を聞けば
 プラーグの大學生(漫畫)
 手術
 地震漫畫
 名畫
 誤植漫畫
 阿呆宮
 恐慌来る
 贈物作法
 土台漫畫
飜譯
 戀の圓周 by フイツシエ兄弟(安藤左門譯)
 その夜(よ) by コーナン・ドイル(田中早苗譯)
 貰つた名刺 by F.デエヴイス(訳者無署名)
 帰れるジヨウ by F.デエヴイス(訳者無署名)
 自己抹殺 by F.デエヴイス(石井三郎次譯)
佛蘭西コント
 火星通信の顛末 by トリスタン・ベルナアル(訳者無署名)
 二對の足 by アナトール・デュエツペ(訳者無署名)
長篇「リンクスの殺人事件」 by アガサ・クリステイ(延原謙譯)
マイクロフォン
 屠蘇機嫌悪態初音 by 江南老人
 無題 by 武田忠哉
 無題 by 城昌幸
 『マイクロフォン』への投稿 by 岩垣笹男
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編輯局より by 横溝正史


 
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