「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。 1950年7月号が最終号。 増刊号を含めて400冊を発行。 博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。 |
新青年1927年8月夏季増刊号第8巻第10号 (表紙・「なんせんす」 by 松野一夫) |
【収録作品】 口絵 名人将棋戦(漫画) ホテル・ロツビイ(漫画) 人類最初の手押車(漫画) 欧米傑作漫画 妖姫伝 by デューマ(田中早苗訳) マレトロア館(やかた)の扉 by スチヴンソン(田中早苗訳) 砂男 by エー・テー・アー・ホフマン(向原明訳) 四人の滞在客 by L.J.ビーストン(妹尾アキ夫訳) 襟釦(カラア・ボタン)ケイジイ by E.F.パトラア(延原謙訳) ポンカ侯爵のずぼん by オイゲン・ヘルタイ(訳者無署名) 謎の金髪 by シャルル・ル・ゴフィツク(木村信夫訳) 赤い鍵 by モーリス・ルブラン(蓼沼個二訳) サムの友情 by J.マツカレー(坂本義雄訳) 謝肉祭(カアニブル)の余興 by ロイ・コオヘン(田内長太郎訳) 隣室のピアノ by S.オウモニヤー(妹尾アキ夫訳) 競馬狂(けいばきょう)の女 by オツプンハイム(妹尾アキ夫訳) 君(きみ)が笑ひ by ルイジ・ビランデルロ(向原明訳) 丸顔 by ジヤツク・ロンドン(水上規矩夫訳) 青い鳥 by フレデリク・デーヴイス(延原謙訳) ヒルシュ博士の決闘 by G.K.チェスタトン(浅野玄府訳) 共同出資社 by ロオゼンハイン(武村俊二訳) 生命保険 by 黒岩涙香 偽救世主(にせきゅうせいしゅ) by ギヨオム・アポリネエル(安藤左門訳) 偉大なる銅像 by エドモン・ドラン(訳者無署名) アリバイ難 by モリス・ルブラン(訳者無署名) 猟(りょう) by アルフォンス・クロジエール(訳者無署名) 姫君 by モリス・デコブラ(訳者無署名) 金色(こんじき)の路(みち) by ヴィクトル・デュラク(訳者無署名) 鸚鵡(おうむ) by エミイル・ハンチエ(訳者無署名) 商売上手の床屋さん by ピエール・サンテイエ(訳者無署名) 音楽会無言劇 by ヘンリイ・ルイス・メンケン(訳者無署名) 鼾(いびき)と結婚との問題 by アンドレ・ビラボオ(訳者無署名) 物云ふテーブル by ミゲル・ザマコイィス(訳者無署名) 決闘 by ジヤン・モレル(訳者無署名) 我が恋 by ルネ・ビゼ(訳者無署名) 落し物をした紳士 by ジヨルヂユ・ファブリ(訳者無署名) 扇風機狂(せんぷうききょう) by シヤルル・コッペ(訳者無署名) 探偵諸説の将来 請ふ隗よりはじめよ by 松居松翁 探偵小説に就いて by 江木禮吉 探偵小説は将来如何に展開すべきかに対しての御答(おこたえ) by 濱尾四郎 新しい暗示今後の探偵小説について by 武川重太郎 探偵小説の将来 by 木村毅 探偵小説の将来 by 長谷川天渓 世界拷問酷刑異聞 by 高田義一郎 兎の手 by 谷譲次 落語と犯罪 by 濱尾四郎 みしれえねあす 九一主義 そつくり 算術 最新型飛込漫画 おいこら 傑作 アンクル漫画 学識 安全第一漫画 Taedium vitae 悲しき救い 紅娘子党(こうろうしとう) by レイ・カール(延原謙訳) 編輯局より by 横溝正史 |