「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。 1950年7月号が最終号。 増刊号を含めて400冊を発行。 博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。

新青年1925年10月増大号第6巻第12号 （表紙・松野一夫）

【収録作品】 八阪丸の金貨引揚げ by 丸川久俊 苦に対する感謝 by 小林一郎 戦線に捨つる命 by 陸軍大佐・田所成恭 職を求むる青年へ（二） by 安田亀一 海の神龍（りゅうじん）海蛇の話 by 三浦定之助 尼港（にこう）の怪夫人（三） by 海軍少佐・川田功 ＰＤＱ by 谷譲次 米国通過記（上）桑港よりシカゴまで by 春田能為 三大探偵連続映画 by 北川登志雄 銭塘（せんとう）の潮（うしお）見物 by 米田華こう 犯罪文学研究（五） by 小酒井不木 「心理試験」を読む by 平林初之輔 乱歩氏の創作集 by 春田能為 ビーストン短篇集 　夜の精 by 延原謙訳 　緑色（みどり）の人魚 by 西田政治訳 　一ヶ月二百磅（ひとつきにひゃくポンド） by 横溝正史訳 　星の私語（ささやき） by 延原謙訳 　決闘家倶楽部 by 横溝正史訳 　浮沈（うきしずみ） by 横溝正史訳 　廃屋の一夜（はいおくのいちや） by 横溝正史訳 　クレッシングトン夫人の青玉（サファイア） by 西田政治訳 　形見の猫眼石（オパール） by 西田政治訳 　十萬磅（じゅうまんポンド） by 妹尾韶夫訳 ビーストンの特質 by 妹尾韶夫 ビーストン雑感 by 捕鯨太郎 手術 by 小酒井不木 死を賭して by シリル・マクニイル（延原謙訳） 灰色の幻（グレイ・ファントム） by ヘルマン・ランドン（妹尾韶夫訳） 怪異を積む船 by エフ・デェヴィズ（牧逸馬訳） 近頃読んだもの 　黒衣の女 by 平林初之輔 　秘密 by 巨勢洵一郎

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