「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。 1950年7月号が最終号。 増刊号を含めて400冊を発行。 博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。 |
新青年1925年8月夏季増刊号第6巻第10号 (表紙・松野一夫) |
【収録作品】 スティール「霧の夜(きりのよ)」 by アール・エツチ・デーヴイス(作) 口繪 霧の夜 by アール・エツチ・デーヴイス・延原謙(譯)・松野一夫(畫) 寫眞版「歐米の警視廳」 匿した寶(かくしたたから) by エフ・バーゲス・田中早苗(譯)・松野一夫(畫) 創作 按摩 by 小酒井不木 附虚實の證據「虚の證據」「實の證據」 屋根裏の散歩者 by 江戸川亂歩 短篇小説 稻妻ロブ by ヘンリ・シンクレア(妹尾韶夫譯) 叔父を殺す話 by ゼ・ゼ・スタツグ(田濱太郎譯) 妖魔の指紋 by フレデリツク・デーヴイス → 欠け(後半3ページ分:43〜45ページ) 村の出來事 by W.A.スヰーニ(延原謙譯) 九仞の功(きゅうじんのこう) by ポウル・マクリイ牧逸馬(譯)・一木ク(畫) 滑稽小品(しょうひん)「不審を起さない男」 by ハンス・ゲルスドルフ(甲賀三郎譯) 泥棒の誇り by エイ・エス・ロウチ(延原謙譯) 時計の針 by ハツヅン・ナイト(井上爾郎譯) 匿した寶(かくしたたから) by エフ・バーゲス・田中早苗(譯)・松野一夫(畫) 緑色の部屋 by エル・ジ・ビーストン(妹尾韶夫譯) 「モルグ街の殺人」 by ローゼンバツハ(延原謙譯) 妄想 by アール・アジエイズ(牧逸馬譯) 未知の來訪者 by チヤールズ・マトキン(妹尾韶夫譯) 二重の報酬 by ヘンリ・レヴアレーヂ(妹尾韶夫譯) 村境(むらざかい)の死體 by モーリス・オノレ(別府太郎譯) 砂嚢(すなぶくろ) by オルチー夫人(延原謙譯) ヒヤシンス by エ・ミユウア(延原謙譯) 長篇小説「霧の夜(きりのよ)」 by リチヤード・ハーデイング・デーヴイス・延原謙(譯)・松野一夫(畫) 探偵小説の名探偵 漫畫「紐育を歩く人の顔」 デーヴイス氏の肖像と經歴 米國漫畫「きはどい瞬間」 壹百圓懸賞暗號問題解答 「叔父の遺言」の解答(五月號所載) by 巨勢洵 解答(五月號所載) by 甲賀三郎 解説(六月號所載) by 小酒井不木 解答(六月號所載) by 春田能爲 解讀(六月號所載) by 楠井乙男 私の好きな作家と作品 私はやはり「ルブラン」だ by 保篠龍緒 愛讀作家についての斷片 by 平林初之輔 ヘルマン・ランドンその他 by 春日野 アラルコンの短篇 by 木村毅 ビーストンの面白さ by 横溝正史 ポオとルヴエル by 小酒井不木 米國の作家三四 by 牧逸馬 心憎きクリスティ by 延原謙 日本の誇り得る探偵小説 by 江戸川亂歩 印象に殘る作家作品 by 春田能爲 チエスタトンの作品 by 西田政治 ホツフマンその他 by 巨勢洵一郎 鬼才モリス・ルヴエル by 田中早苗 探偵小説と洋書 by XYZ 特別附録 精神の保健・狂氣や犯罪の豫防 by 長崎醫科大學教授醫學博士・淺田一 → 欠け(前半3ページ分:46〜48) ネイル・クリームの犯罪 by 小酒井不木 血清學から見た親子の關係 by 金澤醫科大學教授醫學博士・古畑種基 太陽八月號(広告) 中學世界八月號(広告) 講談雑誌八月號(広告) 文藝倶樂部八月號(広告) 小説講談ポケツト八月號(広告) 編輯局より by 一記者 |