「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。


【収録作品】

口繪
 三色版「支那の港」 by サバチエ(筆)
 寫眞版
  パナマ運河の巨艦
  支那動亂畫報
  時事畫報
特別附録
 暗い廊下 by スティシー・オモニアー(妹尾韶夫譯)
 受難 by スティシー・オモニアー(妹尾韶夫譯)
 撓(た)ゆまぬ母 by スティシー・オモニアー(訳者無署名)
本文記事
 瀬戸内海と倭寇(わこう)史 by 兒島花外
 世界をめぐりて(三) by 宮原龍太
 犯罪雜話「自白の心理」 by 醫學博士・小酒井不木
 日本海の戰(たたかい)(三)「砲彈を潜りて」 by 海軍少佐・川田功
 寫生紀行「郊外の秋」 by 小野寺秋風
 世界の新珍談
 支那奇談十種 by 澁澤青花
 他山の石を求めて by 陸軍大佐・田所成恭
 カウ・ボーイと語る by 宮原龍太郎
 老獪極まりなき大英帝國 by 在ロンドン・春田能爲
 コンドルの飛ぶ國へ(ニ) by 在米・泡影子
 ペリカン鳥の危難 by 大森一梟
 科學新話「原子の神秘」−萬有還金は可能か by 大井六一
オモニアーに就いて
珍談奇談
ベビイ・ガーデン
海の想片 by 海軍少尉候補生・橋本亘
紐育を後世する要素 
→ 未掲載(?)
海外發展問答 by 解答・日本力行會
和歌 by 羽生操(選)
俳句「秋風・稻雀」 by 松澤雪松(選)
善通寺(ぜんつうじ)への旅 by 森下雨村
愛讀者諸君に by 新青年編輯部
探偵小説
 涙 by 匿名作家(延原謙譯)
 青い眼 by アーサー・ハンキンス(妹尾韶夫譯)
 臨終の告白 by 匿名作家(長谷川菖村譯)
 約束の刻限 by エル・ジ・ビーストン(妹尾韶夫譯)
長篇小説「眞夏の惨劇」(三) by ヴァレンタイン・ウヰリアムズ(小酒井不木譯)
連載長篇「夜の銃聲」(完) by ポール・ソーン(延原謙譯) 
→ お斷り「譯者の都合により休載。」
新青年次號(豫告)
小説講談ポケット十一月號(広告)



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新青年1924年11月号第5巻第13号
(表紙・「ベツドの下」 by 松野一夫)