「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。 1950年7月号が最終号。 増刊号を含めて400冊を発行。 博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。 |
【収録作品】 三色版「セーヌの流」 by ブラマンク(筆) 口繪 寫眞版「海の浮城」 寫眞版「あゝ!九月一日」 寫眞版「羅府(ロスアンゼルス)の鰐魚園(わにえん)」 探偵小説 長篇探偵小説「眞夏の惨劇」(二) by ヴアレンタイン・ウヰリアムズ(小酒井不木譯) 見えざる捕虜 by モーリス・ルブラン(巨勢洵譯) 函はこの中 by ジエームズ・デエーン(吉田夏村譯) 創作探偵小説「双生兒(ふたご)−ある死刑囚が教誨師にうちあけた話−」 by 江戸川亂歩 紐育を構成する元素 漫文漫畫「三人似顔」 by 大森起雄・畫(宮尾しげを・帷子すゝむ) 飛行機で四國の空を by 日本航空輸送研究所定期飛行部主任・中正夫 内外時事問題「東京から」 by 法學士・圓地與四松 砲彈を潜りて(十)「日本海々戰(二)」 by 海軍少佐・川田功 新作物語「夢枕(ゆめまくら)」 by 木下夏彦 米國映畫排斥の顛末 和歌 by 羽生操(選) 俳句「木の實」「露」 by 松澤雪松(選) 羅府の鰐魚圖 外交官と商人 珍談奇話 恐怖の一夜 by 匿名作家(篠谷潜譯) 算術の問題 by ジヨン・ベーア(延原謙譯) 長篇小説「夜の銃聲」 by ポール・ソーン(作)(延原謙譯) 連續短篇「ポワロの頭」(六) by アガサ・クリステイ女史(河野峰子譯) 『眞夏の惨劇』梗概 『夜の銃聲』梗概 實戰記「武士の情」 by 海軍少佐・川田功 神風(しんぷう)?暴風(ぼうふう)? by 陸軍大佐・田所成恭 將來の戰爭を想ふ by 田川大吉郎 世界の新珍談 コンドルの飛ぶ國へ by 泡影子 個人美と團體美 深海の話 by 水産講習所技師・北川久優 犯罪研究 謎の殺人犯オスカア・スレエタア事件 by コーナン・ドイル(訳者無署名) 死刑囚牢獄の結婚式 by ジヨン・ローレンス(小花卓朗譯) ペルとランドルー by 醫學博士・小酒井不木 ヂユランド短篇集 舞姫の死 by レイフ・ヂユランド(梶原信一郎譯) 僞善慈善 by レイフ・ヂユランド(梶原信一郎譯) ポオ短篇集 假死の埋葬 by アラン・ポオ(吉田兩耳譯) 阿門酒(あもんしゅ)の樽 by アラン・ポオ(吉田兩耳譯) 楕圓形の肖像畫 by アラン・ポオ(吉田兩耳譯) 次號(豫告) 文藝倶樂部十月號(広告) 少年世界十月號(広告) 中学世界十月號(広告) 小説講談ポケツト十月號(広告) 編輯局から by A生、K生 |
新青年1924年10月秋季増大号第5巻第12号 (表紙・「扉の隙から」 by 松野一夫) |