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「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。

1923年10月号は、大震災記念号。


【収録作品】

三色版「夕暮れの町」 by 相田成福(筆)
口絵写真
 慘憺たる東京市
 横濱市の慘害
大災變特別記事
 天譴(てんけん)の下(もと)に平伏(ひれふ)して by 田所成恭
 不幸余の豫言(よげん)が適中した by 理学博士・今村明恒
 廢墟に立ちて by 編輯部
 大震災スケツチ「噫、帝都慘禍の跡」 by 小野寺秋風
 詩「殘骸の東京」 by 川路柳虹
 滿目焦土(まんもくしょうど)−大震災印象記− by 田中早苗
 熱灰を踏みつつ慘禍の巷を行く by 白石實三
 大災變餘談(だいさいへんよだん) by 田中貢太郎
 慘害スケツチ「上野駅付近」「鉄道病院」 by 澤冷花
 戒嚴令下(かいげんれいか)の東京 by 一記者
 激動と猛火の裡(なか)を by 本誌記者・神部正次
 地震今昔物語−江戸の三大地震との比較− by 鈴木重正
 九死に一生を得た人々の話 by 北川登志雄
 震災餘録
死の池の勇士
横濱慘話
犯罪事實物語「御木本眞珠盜難事件」 by 北川登志雄
漫文漫畫「愛の報酬」 by 水島爾保布(みずしまにおう)
面白い話
世界の新珍談
競馬と犯罪(上) by 馬場孤蝶
極樂鳥の島へ「南洋探檢船來島丸(くるしままる)通信」(一) by パラウ島にて・特派員・武田信
詩「秋のおとづれ」 by 大木篤夫
『夜の冒險』五百圓懸賞當選者發表
 解答の選後に by 記者
 一等當選者 by 大江茂他7名
 三等當選者 by 成田尚他21名
  
神戸市東川崎町七ノ三五五 横溝正史
 四等當選者 by 小野欣二他22名
 五等當選者 by 71名
 『夜の冒險』解答
  一等當選 by 大江茂
  三等當選 by 成田尚
  四等當選 by 小野欣二
 謹告「『夜の冒険』應募解答原稿全部燒失の爲、四五等當選者諸氏の御住所不明となりました・・・。」 by 編輯部
懸賞考物當選發表
海外發展問答 by 日本力行會(解答)
和歌 by 羽生操(選)
俳句 by 松澤雲松(選)
ブレブナー短篇集
 棺桶の秘密 by ジエームス・ブレブナー(妹尾韶夫譯)
 グレンジ公園の怪事件 by ジエームス・ブレブナー(妹尾韶夫譯)
おやおや by ジヤック・ゴツトリイブ(篠谷潜譯)
連載探偵小説
 五百圓懸賞「夜の冒險」(完) by エス・ア・ドウーゼ(作)・島井零水(譯)
 拳骨(一) by アーサー・リーヴ(作)・延原謙(譯)
 探偵小説と化學 by 工學士・春田能爲
 殺人論(九) by 醫學博士・小酒井不木
謹告 by 新青年編輯部
次号予告
編輯局より by 森下雨村


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新青年1923年10月号第4巻第12号
(表紙・ by 松野一夫)
 
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