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新青年1923年9月号第4巻第11号
(表紙・「山頂にて」 by 松野一夫)
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「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。


注)「鳥井零水」は、小酒井不木の別名。

【収録作品】

原色版「テムズの築堤」 by タケ佐藤(筆)
口繪
 世界の二大燈臺
 時事畫報
 ランゴー土人の家
燈臺物語 by 航路標識管理所長・吉國兼三
土匪(どひ)遭難記 by チヤイナ・プレス記者・ロイド・ラーバス(山崎光美譯)
 土匪について by 山崎光美
スケツチ行脚「日本アルプス越え」 by 小野寺秋風
世界の新珍談
百年後の探偵 by 小泉秀夫
高麗王(こまおう)の末裔と語る by 川村五峯
ブラジル移民十年の續篇「N耕地を脱走して」 by 在ブラジル・高橋麟太郎
奇怪な夜(よる)の話 by ツエツテルストロエム(萩野素人譯)
凉味萬魁
 海と戰ふ人々 by 工學博士・石川源二
 海底の魔あかえひの話 by 農商務省水産講習所館山實習所技手・三浦定之助
 夏の夜(よ)の星物語 by 渡邊白鷹
 ペリカンの舞ひ遊ぶ海 by 田中放浪
 ベンガル灣の四晝夜 by 在倫敦(ロンドン)・赤城利根夫
世界密航者列傳「飛行機研究を目的に密航した水藤コ伍君」 by 日本力行會長・永田稠
科學者達の夢−もしこれが實現されたなら by 大井六一
南米放浪の旅から by 在ブラジル・田中馳山
映畫研究「ジゴマの話」 by 西川登志次
在英のらくら二人男(ふたりおとこ) by 在ロンドン・藤井秋夫
懸賞考物
事實物語「少年競馬師」 by 上野山清貢
獨逸雑觀 by 在伯林(ベルリン)・田村俊夫
釜 by 伴くろと
歴史奇譚「片眼のかじか」 by 秋田蕗堂
海外發展問答 by 解答・日本力行會
和歌 by 羽生操(選)
俳句「花火」「芒」 by 松澤雪松(選)
英米五人集
 惡漢ヴオルシヤム by エルゼ・ビーストン(妹尾韶夫譯)
 サムの遺産 by マツカレー(坂本義雄譯)
 結婚の贈物(おくりもの) by ヒユー・デリツク(小原俊一郎)
 這ふ人 by コーナン・ドイル(妹尾韶夫譯)
 クランピニの首 by エヌ・エイチ・ウイルスン(淺野玄府譯)
斷頭臺と電氣椅子
賭博の殿様 by 張慶亭
連載小説前號迄の梗概
五百圓懸賞附長篇「夜の冒險」(七) by ドウーゼ(作)(鳥井零水譯)
殺人論(八) by 醫學博士・小酒井不木
笑話三ツ
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編輯局から by 神部生



 
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