【収録作品】

三色版「拂曉」 by ジヨージ・スコツト（畫）
口繪
　秩父宮殿下
　時事畫報
　レコードを作つた人々－益川選手と後藤飛行家－
日本（にほん）を何う（どう）する by 海軍大佐・水野廣德（みずのひろのり）
腕と切れ味
ビスマルクの指環 by 文部次官・赤司鷹一郎（あかしたかいちろう）
詩「日の出」 by 今泉英夫
私の老師コツコツ仙人 by 陸軍大佐・田所成恭（たどころしげやす）
普通選擧に就いて－其の實行期は遠くはない－ by 代議士・田川大吉郎（たがわだいきちろう）
ブラジル移民十年 by 在ブラジル・高橋麟太郎
十三歳の特派大使 by 日本力行會長・永田稠（ながたしげし）
短歌「高潮（たかしお）」 by 大悟法利雄（だいごぼうとしお）
文晁（ぶんちょう）と北馬（ほくば） by 村松梢風（むらまつしょうふう）
國家有用の人となれ by 衆議院議員・陸軍中將・仙波太郎（せんばたろう）
諷刺小説「レミイの復讐」 by アンリー・バルビユース（神部孝譯）
私達は青年に何を望むか
　昔の青年と今の青年 by 内田魯庵（うちだろあん）
　人間であれ by 早稻田大學教授・吉田絃二郎（よしだげんじろう）
　自由なる靈の發達 by 鐡道院運輸局總務課長・鶴見祐輔（つるみゆうすけ）
　生命ある根柢（こんてい）への生活へ by 代議士・田川大吉郎
　國家美化運動の實行者たれ by 東宮御用掛・伯爵・二荒芳德（ふたらよしのり）
　半勞半學（はんろうはんがく）主義 by 内務省社會局第二部長・田子一民（たこいちみん）
　私は寧ろ（むしろ）樂觀する by 法學博士・吉野作造（よしのさくぞう）
　『二十五歳までに』 by 救世軍大佐・山室軍平（やまむろぐんぺい）
　内面的の反省と考察 by 法學博士・慶大教授・田中萃一郎（たなかすいいちろう）
　文化的修養を by 早稻田大學教授・内ケ崎作三郎（うちがさきさくさぶろう）
　ある日の感想 by 太陽主幹・淺田江村（あさだこうそん）
短歌「秋から冬へ」 by 大悟法利雄
其角（きかく）の頓智
漫畫「青年と老年」 by 池部鈞（いけべひとし・画）
南米西海岸より by リマ市にて・浮羽筑水
金滿家志望者
腦力の貯蓄と使用 by 文學博士・三宅雪嶺（みやけせつれい）
詩「日に匂ふ頬」 by 白鳥省吾（しろとりせいご）
學校へ行かずとも by 東京帝國大學助教授・植松安（うえまつやすし）
世界の珍談
若手有望力士批判 by 生駒こう翔（いこまこうしょう）　→　（注）「こう」は「皐」＋「羽」
空界逸事「死を忘れたる人々」 by 伊東飛行機研究所理事・阿部蒼天
百萬磅（ポンド）の紙幣（二） by マーク・ツエーン（作）（田中早苗譯）
海底へ潜つて（もぐって）鮑（あわび）の藝當を觀て來た人の話 by 渡邊白鷹
笑はぬ男を笑はした話
學校出（がっこうで）と小僧上り（こぞうあがり） by 鈴木商店總支配人・金子直吉
第六回極東オリンピツク大會 by 極東競技大会常置總務委員・大日本體育協會常務委員・内藤和行
懸賞金三百圓懸賞規定「探偵小説『スミルノ博士（はかせ）の日記』に附す」
野猪（いのしし）の話 by 古椿莊八
一出稼人（でかせぎにん）の手記（三）「米國電信船の火夫（かふ）となりて」 by 田中放浪
面白い話
私の所へ來る青年 by 東京市中央職業紹介所長・安田龜一
最近發明界の進歩 by 理學士・戸川直仁
蛻（もぬけ）の殻の男 by 福岡正作
諷刺二篇
　ある支那物語 by 大泉黒石（おおいずみこくせき）
　決死の綱 by 夜叉門人
自轉車で日本を一周する不具の青年上野君 by 一記者
全米鐡道罷業（ひぎょう）に參加して by 在米國白魚（ホワイトフイツシ）市・白樺生
豐年太鼓 by 村田舟下
書生の出口を紹介した話
滑稽小説「廣告術」 by ジユヴエルノア（作）（田中早苗譯）
青年と娯樂問題
　青年娯樂の推移と青年娯樂の特徴 by 文部省社會教育調査委員・權田保之助（ごんだやすのすけ）
　素人（しろうと）演藝から村芝居へ by 文部省社會教育調査委員・橘高廣（たちばなたかひろ）
　寄席雜話 by 文部省社會教育調査委員・永田衡吉（ながたこうきち）
　公共劇に就いて by 仲木貞一
漫畫「從卒の悲哀」 by 池内愚美（いけうちぐみ・画）
大天狗小天狗（だいてんぐしょうてんぐ）－圍碁將棋界の珍談－ by 欄柯堂主人
快男兒蒲生忠三郎（がもうちゅうざぶろう）
負けず嫌ひ
獨學青年に答ふる書 by 羽生榕城
短詩「疲れ」「公園にて」「友の入營」「ある日の過失」
和歌選 by 羽生操
　選後小言 by 羽生操
俳句選「初春」「雪」 by 松澤雪松
誌友倶樂部「感想」「誌友論壇」「讀後の感」「誌友と誌友」
廿日から廿日まで
毒及（および）毒殺の研究 by 醫學博士・小酒井不木（こさかいふぼく）
連載小説（前回まで）の梗概
特別附録「探偵小説」
　十三度目 by ジエー・アール・ワード（妹尾韶夫譯）
　　滑稽物教訓物
　消える土耳古（トルコ）人 by チヤールス・アツスラー（星島武夫譯）
　鏡の影 by アルバンド・ポルー（保篠龍緒譯）　→　（注）目次のタイトルは「鏡の前」
　血液第二種 by ヂヨーヂ・イングランド（長谷川菖村譯）
　嗅ぎ分けた證據 by ユウゴオ・デユポン（北濱四郎譯）
　崩毀 by ハロールド・ポロ（前光夫譯）
連載探偵小説
　壁の孔（五） by モフエツト（作）（保篠龍緒譯）
　グレル氏事件（八・完） by フランク・フロースト（青木羊太譯）
　スミルノ博士の日記 by エス・アー・ドウーゼ（作）（鳥井零水譯）
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編輯局から