「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。


【収録作品】

三色版「池畔」
口繪
 新内閣の顔觸
 これが汽船の内部と見えるか
 マラソンと庭球試合
最近歐洲國際問題の基礎 by 國際聯盟協會法學士・稲垣守克
珍談一束
詩「野に海洋に躍り出ろ」 by 勝田香月
戦友の生血いきち by 陸軍大佐・田所成恭
沈着果斷の新宰相
南米を放浪して−ブラジルからの通信−その一− by 田中馳山
琵琶湖一周リレー大競走會 by 滋賀縣衞生教育主事・渡邊龜
鵜飼の話 by 能澤鱗
恐怖の紐育ニューヨーク二 by 紐育タイムス所載(小野法順・譯)
この頃の小作爭議(こさくそうぎ)−農村青年の反省を望む− by 野崎信夫
長崎から東京まで−走りつゞけた吉岡マラシン選手
悩みある友へ by 日本力行會長・永田稠
バクテリヤは人間よりも偉い學者である−荳科(まめかあ)植物の話− by 渡邊白鷹
海外發展問答 by 日本力行會(解答)
獄中咯血(かくけつ)記 by 前京都市會議員同京都市會副議長・橋井孝三郎
詩「桂月(けいげつ)の草履(わらじ)」 by 児玉花外
仔牛を賣りて by 池田齊
和歌 by 羽生操(選)
誌友倶楽部
俳句 by 松澤雪松(選)
飛躍的倍大發展次號豫告
探偵小説「グレル氏事件」(三) by フランク・フロースト(青木羊太譯)
名作物語「巴里秘話」(二) by ウゥージェーヌ・シユー(訳者無署名)
探偵小説「灰色の男」(三) by オルツイ夫人(天草煌人譯)
新青年懸賞規定
新青年夏期特別増刊探偵小説傑作集(豫告)
文藝倶楽部増刊捕物奇談十八番(広告)
探偵小説新趣味八月號(広告)
寸鐡八月号(広告)
女學世界八月号(広告)
少年少女譚海八月号(広告)
少年世界八月号(広告)
講談雑誌八月号(広告)
編輯局より


新青年1922年8月号第3巻第9号
(表紙・「涼風」 by 松野一夫)
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