新青年1922年5月号第3巻第6号
(表紙・「春と青年」 by 松野一夫)
「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。


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【収録作品】

三色版「大空から」 by ブレリオ(畫) 
→ 欠け
口繪
 面窶れしたカイゼル
 整頓した平和博
 皇子と大類人猿
詩「燃ゆる心」 by グルンドヰィヒ
田中支隊の滿三年忌 by 陸軍大佐・田所正恭
大空の心臓へ by 民間飛行家・中正夫
南米コロンビヤ縱斷記 by 在カリー市・熊谷武士
生命の流(中) by 渡邊白鷹
丁抹(デンマーク)農村青年の修養 by 東京市社會教育課・平林廣人
青年小説「芽生(めばえ)」 by 雨森一花
平和博漫觀記 by 白井享
瑞典(スウェーデン)皇子の類人猿狩り
遭難沈沒漂流六十日 by 帆高丸船主・中村喜三郎
新嘉坡(シンガポール)の成功者長井禎三君 by 朝倉瀧三郎
大西洋上の孤島に逝きし(ゆきし)南極探險家
懸賞一等當選・探偵小説「佛蘭西(フランス)製の鏡」 by 藤田操
凄惨なる生蕃(セイバン)討伐飛行(三) by 臺灣(たいわん)總督府航空班長・佐藤工兵少佐
惱みある友へ by 日本力行會長・永田稠
 此の借金を如何にせん by 中森孝三
 主人が暇(ひま)をくれませぬ by 左野實
 小作では家運再興は不可能 by 林仁
 父の志(こころざし)を繼ぎたし by 阿部直行
勞働青年の手記
名作物語「ルコツク探偵」 by エミール・ガボリオー
支那物語「命(いのち)」 by 元島英三
探偵小説選評(最終六篇)
 脅迫者は何處に by 横溝正史
 → (注)本文未掲載
 夜光珠 by 角田喜久雄
青年小説選評 by 須藤鐘一
和歌選 by 羽生操(選)
俳句選「若葉」「袷」 by 松澤雪松(選)
誌友倶樂部
3は何當選發表
新青年懸賞規定と考物正解當選者
怪奇小説「三ッの目」(完) by モウリス・ルブラン(作)(保篠龍緒譯)
探偵小説「義賊ラツフルス」 by ホーナング(作)(田中早苗譯)
『囁く電話』に就て−譯者都合により休載・『囁く電話』の梗概−
憂國小説「覆面兒」(完) by 淺野玄府
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編輯局から