【収録作品】

三色版「冬」 by 泰西名畫 
→ 欠け
口繪
 軍艦「陸奥」  
→ 欠け
 密雲を衝いて  → 欠け
 巴里(パリ)の火事
 成程これなら安全
山に住む人々(二) by 筑摩太郎
詩「若い木挽(こびき)」 by 正富汪洋
小説「開拓者」 by ジユハニ・アホ
華府(かふ)會議 by 國際聯盟協會・法學士・稻垣守克
惱みある友へ by 日本力行會長・永田稠
珈琲(コーヒー)の樹(き)に上つて(のぼって) by 在ブラジル・田中馳山
珍しい倭人(こびと)の國 by ヂヨージ・ピ・ブスチ
不良少年より模範青年へ by 土佐實科高等女學校教諭・吉村重徳
事實冒險「ゴビの砂漠横斷記」(三・完) by 大瀧太吉
諸君と膝を交へて(二) by 陸軍中將・佐藤鋼次郎
白山(はくさん)の熊狩(くまがり) by 喜多村一紅
懸賞當選・小説「黒眞珠」 by 谷川湖帆
英文「就職申込の手紙」 by 高橋正治
考物新題
和歌 by 羽生操(選)
俳句「炬燵」「寒雀」 by 松澤雪松(選)
誌友倶樂部
探偵小説選評 by 記者
 佳作「破れし便箋」 by 横溝正史
 → (注)本文未掲載 → 「中學世界」1922年2月号に掲載
憂國小説「覆面兒」(六) by 淺野玄府
長篇探偵「囁く電話」(二) by ヘンリイ・レベレージ(加藤朝鳥譯)
名作物語「コルシカの兄弟」 by アレクサンデル・デユマ(訳者無署名)
怪奇小説「三ッの目」(二) by モーリス・ルブラン(作)(保篠龍緒譯)
増刊探偵小説傑作集(豫告)
中學世界二月號(広告)
 化學教室の怪火 by 無署名 
→ 「破れし便箋」を改題して掲載

寸鐡二月號(広告)
少年世界二月號(広告)
少年少女譚海二月號(広告)
野球界増大二月號(広告)
女學世界二月號(広告)
講談雑誌二月號(広告)
文藝倶樂部新春増刊「新講談傑作集」(広告)
編輯局から



新青年1922年2月号第3巻第2号
(表紙・「雪解け」 by 細木原青起)
「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。

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