「新青年」は、博文館から1920年1月に創刊された。
1950年7月号が最終号。
増刊号を含めて400冊を発行。
博文館は1948年に財閥解体の圧力などで解散、新青年は博文館→江古田書房→文友館→博友社に変わった。



新青年1921年11月号第2巻第12号
(表紙・「秋」 by 当選作・三室義則)

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【収録作品】

三色版「工業地」 by 泰西名畫
口繪
 米國大西洋艦隊の旗艦
 機上より觀た米國の大都市
 所澤から長春へ−千八百哩(マイル)の大飛行−
尊し(とうとし)東宮(とうぐう)の御盛コ(ごせいとく ) by 平林廣人(東京市社會教育課・謹記)・二荒芳コ(東宮殿下教奉員伯爵・閲)
日本青年館の建設と「青年日(せいねんデー)」の提唱 by 内務大臣・床次竹二郎
詩「村の財産家」 by 白鳥省吾
マグダレナ河を遡る(さかのぼる)の記 by 在コロンビア・山田粲彌
奎章閣(けいしょうかく)の秘史 by 早稲田大學學長・平沼淑郎
冷汗(れいかん)と熱涙(ねつるい) by 陸軍大佐・田所成恭
小品「關西(かんさい)めぐり」 by 長谷川浩三
墨西哥(メキシコ)の醫王・平原雲新(ひらはらうんしん)君 by 日本力行會長・永田稠
叔父より勇吉へ by 永田光夫
エイガアの嶮峯を突破せる日本青年槇君
ブラジルの珈琲(コーヒー)園から(二)「植民地の第一夜」 by 在ブラジル・田中馳山
誌上講演「人を鞭ち(むちうち)得る者よ」 by 帝国ホテル支配人日本運動協會幹事・林愛作
英文日記「郊外散歩」 by 高橋正治譯註
懸賞一等當選小説「死にさうな山羊と穢多(えた)なる彼等」 by 池田齊(いけだひとし)
親鳥の愛 by 板子菖村
狼の怪 by 田中貢太郎
擾亂(じょうらん)の國メキシコ by 横山信雄
印象と感銘
 青年諸士に望む by 大阪朝日新聞
 勇敢なる傳書鳩 by 國民新聞
 馬賊の報恩 by 讀賣新聞
 訓練されたる軍用犬 by 都新聞
 日米孰れが好戰國民か by 東京朝日新聞
 艦橋の金魚 by 庄崎特派員(軍艦出雲にて)
犯罪ローマンス「閔元植(びんげんしょく)事件」 by 本田賢三
懸賞小説選外佳作「土曜日」 by 川崎幸次郎
懸賞小説選評 by 白石實三
秋曉 by 松澤雪松
考物新題
和歌 by 羽生操(選)
3は何當選發表 by 井上散平(選)
懸賞表紙畫當選發表
俳句 by 松澤雪松(選)
誌友倶樂部
憂國小説「覆面兒」(三)(未完) by 淺野玄府
探偵小説「暗(やみ)に光る眼」(五) by スウベストル・アレン(共作)・保篠龍緒(譯)
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