「講談雑誌」は、1915年4月に博文館から創刊された大衆娯楽雑誌。
1954年10月号が最終号。
1949年に発行社が博友社に変わった。

講談雑誌1952年2月号第38巻第2号
(表紙・ by 富永謙太郎)
【収録作品】

二色口絵「お楽みほろ酔い競艶会」
 梅春笑い冗語 by Y.Y.クラブ合作(桂たろ・片岡敏夫・寺尾よしたか・永井清彦)
 川柳「漫画二月草紙(きさらぎそうし)」 by 桂太郎
 女ほろ酔い時代 by 関屋陸児(せきやおかじ・画)
 稼業 by 荻原賢次(画)
 こたつ by 改田昌直(画)
 そこは商売 by しのざき凡(画)
 びつくり小包 by 久保よしひこ(画)
 ヌード写真「生花(いけばな)」「凹凸(おうとつ)」 by 尾崎光陽(撮影)
 絵物語「血煙り銀座川」 by 横塚茂(絵)
扉「笑話」
特撰読切集
 人情現代「野良犬の春」 by 山岡莊八・土端一美(画)
 若さま侍捕物手帖(第一話)「死骸(しがい)かくし」 by 城昌幸・木俣清史(画)
 妖艶時代小説「狂乱岡崎城」 by 岩崎栄・冨賀正俊(画)
 明朗人情「人形伸公(しんこう)」 by 三木蒐一・小野佐世男(画)
 明朗現代「旦那の姪」 by 鹿島孝二・鶴兼昌(絵)
新作落語「録音時代」 by 三遊亭円歌・鈴木みちを(作)・桂たろ(画)
性愛漫筆「ハダカの世界」 by 醫学博士・竹村文祥
艶笑奇談「色道奥儀傳(しきどうおくぎでん)」 by 岡田甫・久保よしひこ(画)
性愛判断「姿態に現れた観相学」 by 田口二州
東京桃色風俗「虜(とりこ)になつた若妻」 by 真山晴夫・堂昌一(絵)
現代探訪「夜の女天国(パンパン)・立川(タチカワ)」 by 本誌特派記者・横塚茂(絵)
男心をとらえる法「経験は語る」 by 飯田蝶子(いいだちょうこ)
女心をとらえる法「女ごころとビフテキの味」 by 若原雅夫(わかはらまさお)
性愛身の上相談全書 by 高橋鉄・竹村文祥(たけむらぶんしょう)
女・読むべし・男・読むべからず「女ヘン天下時代」
 前口上「女ならでは世のあけぬ国」
 微笑哄笑「女ヘン男ヘン・新情用漢字」
 座談会「女だけの新職業うぃ語る」
 身上(みのうえ)相談「同時に三人の男を愛する女」
 女性犯罪「犯罪のオモテに女あり」
 犯罪実話「ミス・つまみぐい行状記」
 世相諷刺「強い女房・泣くな夫よ」
 桃色風俗「中年女の性界進出」」
 性器具譚(ものがたり)「色つぽい御夫人専用品(レデイ・オンリー)」
 性愛書評「女上位性交論」
 性愛風俗「女上位あれこれ」
 現地録音「女が男に迫るセリフ」
 桃色微笑「オイランキダン女の真珠」
芸界艶話「色道(しきどう)イカモノ傳」 by 南部僑一郎・小林秀美(繪)
特ダネニュース・ストーリー「殺人女医事件」 by 白川俊介・鈴木清(絵)
犯罪実話「御神殿が売春宿(ばいしゅんやど)のエロ宗教」 by 志摩正也・伊東清(画)
身上豆相撲「宗教にこつた男」「小心不安の問題」「日記の効用」「産児制限問題」
漫画「映画界(カツドウヤ)十夜一夜(てんやわんや)」 by 早瀬二郎(画)
本誌特選詰將棋教室
 初等科 by 九段・大山康晴
 中等科 by 前名人・塚田正夫
 高等科 by 八段・原田泰夫
扉「季節の漫画と笑話」
今月の運勢 by 田口二州
ひまつぶしクロスワード
詰碁新題 by 六段・村島誼記
詰聯珠新題 by 名人・高木楽山
麻雀新題 by 満貫子
芸能放送局 by 須田次男
おこたつお笑い館
漫画「モード夫人」 by 春日三郎(画)
農業世界二月號(広告)




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