「講談雑誌」は、1915年4月に博文館から創刊された大衆娯楽雑誌。
1954年10月号が最終号。
1949年に発行社が博友社に変わった。

(注)奥付の巻号(「第二十七巻第十號」)は誤り。




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【収録作品】

面白漫畫「婚約青春道場−打倒贅澤の巻−」 by 杉浦幸雄(すぎうらゆきお・画)
九星運氣考「九月の巻」
愛讀者慰安懸賞新問題「ここは何處どこでせう
詰將棋新題 by 八段・土居市太郎
詰碁新題 by 六段・前田陳爾
七月號人物當て懸賞發表
空と日本−航空三十周年記念に因みて− by 陸軍航空兵・大佐・川島虎之輔
家庭心得「銃後物識り帖」 by 編輯部選
新支那風土記(その二)「鐡と石炭の國・蒙疆(もうきょう)」 by 藤枝丈夫
國民進軍歌 by 清水三重三(畫)
歸還兵の感懷「歸還第一歩の眼」 by 瀬戸口寅雄・永井保(畫)
明朗實話「天晴れ混食村(こんしょくむら)」 by 一條忠彦
新版國防讀本「地上の怪物・戰車物語」 by 陸軍省情報部・歩兵中佐・藤田實彦
國民心身鍛錬運動の歌「身體(からだ)を鍛へて」 by サトウ・ハチロー
わたしの生活報告書「四人の女性はかく語る」 by 三浦たつ子(挿繪)
 第一話(都會篇)「七人の『明朗班』」
 第二話(海洋篇)「海に生きる三人の女」
 第三話(田園篇)「鋏もつ姉妹(きょうだい)床屋」
 第四話(大陸篇)「曠野に鍬おろすもの」
 批判「新しい生活の建設−生活の悦びはちかきにある−」 by 國民精神總動員本部事業部長・幹事・小松東三郎
巻頭讀切・時代小説「天晴れ(あっぱれ)鬚(ひげ)の十郎太」 by 佐山英太郎・今村恒美(畫)
特別読切・現代小説「美しき謎」 by 美川きよ・峯田弘(畫)
銃後感激「格さん仁侠傳」 by サトウ・ハチロー・小野佐世男(畫)
人情美談「文七いろは唄」 by 古亘里東山(作)・鴨下晁湖(畫)
人情小説「魚河岸(うおがし)の姉妹(きょうだい)」 by 三木蒐一・三芳悌吉(畫)
名君談義「青磁の皿」 by 笹本寅・神保朋世(畫)
軍國風景「愛情列車」 by 槇下一・須藤重(畫)
人形佐七捕物帳(第二十九話)「風流六歌仙(ふうりゅうろくかせん)」 by 横溝正史・今村恒美(畫)
明朗小説「隣組(となりぐみ)行進曲」 by 小山鱈吉・松野一夫(畫)
武侠日記「とのさま街道」 by 野村胡堂・中一彌(畫)
時局講話「東洋の植民地−どんなところか・解説集−」 by 南澤十七
 南支那海の番犬「香港」とは
 極東作戰の根據地「新嘉坡(シンガポール)」
 厄介極まる援蒋ルートのビルマ
 世界注視の蘭印のすがた
 わが監視員の派遣された佛印(ふついん)
講談雑誌十月號(予告)
世界傳奇叢書(広告)
 風雲ゼンダ城 by アントニー・ホープ(原作)・横溝正史(譯)

本町だより by Y、K、H



講談雑誌1940年9月号第26巻第10号
(表紙・「初秋」 by 栗山北羊(筆))