【収録作品】

巻頭・雜録
　三色版「化粧鏡」 by 國貞（畫）
　力作の前 by 岡城鷹雄（作）
　俳諧七福神の内・辨天 by 名取春仙（畫）
　江戸名所・百美人 by 名取春仙（畫）
　東劇十月狂言「菊五郎の喜撰法師」「福助の小野小町」
　泥的どん八 by 前川千帆（画）
　居候日記 by 水島爾保布（画）
　酒中記 by 池田永一治（画）
　女給日記 by 清水對岳坊（筆）
　例月樂屋巡禮 by 中山楠雄
　彌次喜多西洋甘栗毛 by 宮尾しげを（作画）
　俳句「雁渡し（かりわたし）」 by 富安風生（選）
　川柳 by 編輯部（選）
　都々逸 by 秋田居美豐（選）
　九星運氣考「十二月の巻」
　五目並べ新題 by 名人・高木樂山
　詰將棋新題 by 八段・土居市太郎
　詰將棋當選發表 by 八段・土居市太郎
　五目並べ當選發表 by 名人・高木樂山
河内山と直侍「遊侠時世粧（ゆうきょうじせいしょう）」 by 岡榮一郎
酒・女・男・怪奇なる夜の體驗集
　蛇に見込れた女 by 戸川貞雄
　一木ナンコの左の手の指 by 中村正常
　さゞめきの怪 by 瀬戸英一
　妙齢浮腫圖 by 添田さつき
　眼ざめぬ裸女（らじょ） by 岡田三郎
怪談模々夢字彙（モモンジイ） by 山東京傳（戯作）
戯れ繪が惑はす性の眼覺め－娘・浮河竹（うきかわたけ）の涙－ by 瀬木まもる
妖しき男蕩し（おとこたらし）をめぐつて－抱擁株式オン・ぱれいど－ by 田中修夫
或る淫奔（いたづら）女給の罪－新舊約婚者（フアイアンセ）－
だんだん悲しくなる男の話－定期券（パス）に物言はせる女－ by 源秀次
同病相憐れむの戀－昔なじみの手に掛り・片われ葭町（よしちょう）心中－
世間を恐れる私通（しつう）の妊娠－欺かれた庭職人・未亡人殺し－
死におくれて獄舎に－あざむかれた口惜しさ・龜戸（かめいど）の夜（よ）の慘劇－
一夜（いちや）の契りが仇となり－情鬼傾城（けいせい）殺し－
毒婦一代「姐妃（だっき）のお百全傳」 by 淡路呼潮・名取春仙（畫）
妾の告白「女は死にゆく」 by 小松直人
密偵奇談「青い眼のスパイと海蛇お洋」 by 戸川貞雄
明治女賊「色暦斑猫（いろごよみはんみょう）お初」 by 澁田黎明花
延命院女犯經（えんめいいんにょぼんきょう）（第四）「粂村の危難・二人日當の巻」 by 中内蝶二
街・百貨店（デパート）・ホテルで稼ぐ夜の女「ロシヤの巻」 by 大隈俊雄
一分一話「女給イツト集」 by 藤原左丹
男女必讀「本朝性病史（2）『江戸時代の驅黴法（くばいほう）』」 by 醫學博士・間毅九郎
犯罪文献「女人魔（にょにんま）を暴く」 by 阿部眞之助
遊女薄命「戀は女に輝く－尾上伊太八の一節－」 by 稻葉浩美
女人寶典（ほうてん）「艶道口傳（えんどうくでん）」 by 山中迂人
青春戀愛秘巻「モダン夫人（マダム）行状記」 by 淺原六朗
一分一話物語
家庭大福帳
小ばなし集粹
細君天下のご家庭見れば
政界太平記
平康里（ピンカンリ）支那の遊女
長物街説 by 徹火鞭客
演藝多話語吐（たわごと）
家庭醫事顧問
善惡・迷種欲誤亂（まよいのたねごらん）
講談雑誌新年號（予告）
朝日十二月號（広告）
文藝倶樂部十二月號（広告）
農業世界十一月號（広告）
新雑誌「探偵小説」十二月號（広告）