「講談雑誌」は、1915年4月に博文館から創刊された大衆娯楽雑誌。
1954年10月号が最終号。
1949年に発行社が博友社に変わった。

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【収録作品】

怪奇・惨忍・小説・文献
 半男半女「鷄頭花(けいとうか)美人の生埋(いきうめ)」 by 神原卓
 滿蒙の大馬賊王・東洋のアルセーヌ・ルパン「龍鬼大盗傳」 by 保篠龍猪
 鴨川綺聞「吸血十劍士」『巻二・破軍星邪劍の構へ』 by 中内蝶二・近藤紫雲(畫)
 復讐の鬼「亂行切髪外道(らんぎょうきりがみげどう)」 by 畠中録兒
 外面女菩薩内心如夜叉「男性虐待史」 by 高田義一郎
 責の研究「女性折檻(せっかん)史」 by 伊藤晴雨
 腰元お菊・皿の犠牲(いけにえ)「牡丹屋敷の慘劇(ざんげき)」 by 奥田晃平
 粂ノ平内凸凹漫遊帳(くめのへいないでこぼこまんゆうちょう)の中(うち)「股旅おせんの戀」 by 淡路呼潮
 
探偵小説「殺人暦(さつじんごよみ)」(第一回) by 横溝正史
 明治綺聞(第十一回)「とかげ娘」 by 畑耕一
戀は曲者・男難女難集
漫彫「夫婦喧嘩様式體操」 by 岡城鷹雄(作)
天晴れウオング by 早川雪洲・水谷八重子
新カジノ・フオリー畫報 by 榎本健一・若葉蘭子・間野玉三郎・堀井英一・花鳥喜代子・花井淳子
上流家庭秘話 by 比左良筆
大菩薩峠 by 中里介山(なかざとかいざん・原作)・行友李風(ゆきともりふう・脚色)・春仙(筆)
小咄漫畫「間男」「下男」「按摩」 by しげを(筆)
五目並べ新題 by 八段・高木樂山
詰將棋新題 by 八段・土居市太郎
詰將棋當選發表 by 八段・土居市太郎
五目並べ當選發表 by 八段・高木樂山
俳句「草の市」 by 村上鬼城(選)
川柳「灰」 by 前田雀郎(選)
九星運氣考「十一月の巻」
須顧短評(すこたんぴょう) by 頓田琴也
都々逸「二階」 by 平山蘆江(選)
松澤村癲狂院(てんきょういん)を見舞ふの記 by 岡戸武平
世界エロ・エロ・ダンス場(ホール)巡り by 北川壽雄
小唄「秋の空」 by 並木せんざ
家庭大福帳 by 一記者
或る女給のつぶやき「男つてみんな・・・あれよ!」 by 一記者
エロ漫畫私見 by 田中比左良
輕口浮瓢箪(かるくちうきびょうたん) by どん吉
詩「思はせぶりだよ」「夜がくる」 by サトウ・ハチロー
新版樂屋風景 by 中山楠雄
エロ漫畫を叱る by 警視廳検閲課長・橘高廣
キネマ月報 by 一記者
醫事顧問 by 一記者
移動舞臺「天衣紛上野初花(くもにまがううえののはつはな)−忍逢春雪解(しのびあいはるのゆきどけ)−」 by 黛麗一郎
哀婉・情死・紅涙さんざん
 新釋箕輪心中 by 野凪武藏
 長篇小説「淺草−或るレヴユウ女優の秘密−」 by 佐藤八郎
 名優初代尾上菊五郎下「色懺悔菊花模様(いろざんげきくかもよう)」 by 稻富鬼笑軒
 長篇家庭小説2「愛の旋回線」 by 大倉桃郎
 深川巷談「心中比翼怏暑N(しんじゅうひよくづかえんぎ)」 by 志摩篤治
 海賊の戀「運命の豆絞り」 by 吉浦飛鳥
 長篇小説「道頓堀」 by 正岡蓉
小咄・漫畫 by 清水對岳坊
映畫
 美しき山賊 by ロド・ラ・ロツク(主演)・R・K・O映畫
 戀の勝馬(かちうま) by ワーナー・ブラザース映畫
 高速度娘ホリウツドの巻 by アリス・ホワイト(主演)・フアースト・ナシヨナル映畫
 闇の巷(ちまた) by ジヤツク・マルホール(主演)・フアースト・ナシヨナル映畫
 第二の妻 by ライ・ラ・リー(主演)・R・K・O映畫
 海の祭 by 主演(淺岡信夫・廣瀬恒美・瀧花久子・濱口富士子)・日活映畫
 かたわ雛 by 林長二郎(主演)・松竹下加茂映畫
 子守唄 by 共演(松本泰輔・關屋敏子)・帝キネ映畫トーキー
 クラツク將軍 by ジヨン・バリモア(主演)・ワーナー・ブラザース映畫
笑話「センタン風景」「お寺の鰌(どじょう)」「印籠」「盗人(ぬすびと)の辞世」
戀の警句 by 神近市子・永井荷風・田山花袋・吉田絃二郎・有島武郎・國木田獨歩
政界太平記
ためいき by かちを

講談雑誌十二月號(予告)
農業世界十月號(広告)
新青年十一月號(広告)
朝日十一月號(広告)
文藝倶樂部十一月號(広告)




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講談雑誌1930年11月号第16巻第12号
(表紙・ by 鴨下晁湖)
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