【収録作品】

カラー口絵「高峰秀子の思い出」
高峰秀子という人
 作家のみた高峰秀子
  あらえびす by 出久根達郎(でくねたつろう・作家)
  高峰秀子の宝物 by 阿川弘之(あがわひろゆき・作家)
  高峰秀子 私の会ったひと by 舟橋聖一(ふなはしせいいち・作家)
  不思議な女優 by 山田風太郎(やまだふうたろう・作家)
  インタビュー「新居訪問お邪魔します・・・・・・−壺とお花のあるお家−」 by 高峰秀子
 
単行本未収録対談
  男と女対談「閑話休題」 by 高峰秀子・三島由紀夫(みしまゆきお・作家)
  日出造見参対談「やァこんにちわ」 by 高峰秀子・近藤日出造(こんどうひでぞう・漫画家)
  ルテチヤ・カンカン対談「巴里よいとこ」 by 高峰秀子・渡辺一夫(わたなべかずお・フランス文学)
  着物対談「裝いとうるおい−渋さの中に個性の閃きを感ずるのが好きです−」
                                    by 高峰秀子・安達瞳子(あだちとうこ・花道家)
 インディアンインタヴュー「今明かす高峰秀子との秘めたる”恋”() 」
                          by 安野光雅(あんのみつまさ・画家)・斎藤明美(聞き手・構成)
 にんげん高峰秀子「この人とおしゃれ 高峰秀子さん」
                              by 石井好子(いしいよしこ・シャンソン歌手・エッセイスト)
エッセイスト高峰秀子
 高峰さんの文章 by 鈴木文彦(すずきふみひこ・元文藝春秋編集者)
 
単行本未収録エッセイ by 高峰秀子
  「コーちゃんと真夜中のブランデー」「私のなかの”杉村春子”」「女はいつも跡片づけをさせられる」
  「山本嘉次郎先生のこと」「あぁ、くたびれた。」
 私の文章修行 by 高峰秀子
 挽歌、ひとつ by 沢木耕太郎(さわきこうたろう・作家)
妻としての高峰秀子
 艶の気配 by 村松友視(むらまつともみ・作家)
 神様からの宝物 by 斎藤明美(さいとうあけみ・作家・松山善三・高峰秀子養女)
 インタヴュー「『人生の店じまい』を始めました。」 by 高峰秀子
 夫婦の対話「かなりひどい夫と相当ひどい妻でも、一人でいるよりは二人のほうがいい」
                          by 松山善三(まつやまぜんぞう・脚本家・映画監督)・高峰秀子
 女優・妻・師 by 松山善三
女優高峰秀子
 対談「高峰秀子さんは、稀に見る美しい生き方を貫いた」
                                  by 仲代達矢(なかだいたつや・俳優)・斎藤明美
 <二十四の瞳映画村 高峰秀子Galleryによせて>
   by 香川京子(女優)・司葉子(女優)・出久根達郎(小説家・随筆家)・松本幸四郎(歌舞伎俳優)・
     野上照代(スクリプター・元黒澤明監督助手)・安野光雅(画家)・市原悦子(女優・声優)・
     星由里子(女優)・鈴木京香(女優)・中江有里(女優・脚本家)・北大路欣也(俳優)
 女優・高峰秀子とその素顔 by 関根徹(せきねとおる・元文藝春秋編集者)
 高峰秀子 by 木下惠介(きのしたけいすけ・映画監督)
 デコとボク by 山本嘉次郎(やまもとかじろう・映画監督)
 黒澤明(クロさん)と高峰秀子(デコちゃん)
                         by 野上照代(のがみてるよ・スクリプター・元黒澤映画スタッフ)
 
単行本未収録対談・インタヴュー
  『浮雲』について by 高峰秀子・成瀬巳喜男(なるせみきお・映画監督)
  子役スターから女優へ by 高峰秀子・佐藤忠男(さとうただお・映画評論家)
  ロングインタヴュー「高峰秀子の映画渡世」
                          by 高峰秀子・長部日出雄(おさべひでお・作家・聞き手・構成)
 インタヴュー「ただ女性としてそこにあった」
                    by レオス・カラックス(フランスの映画監督・脚本家)・上野昂志(聞き手)
マンガ「高峰秀子」 by グレゴリ青山(画)
高峰秀子へ質問攻め
 高峰秀子へ「二十四の質問」 by 高峰秀子
 高峰秀子さんにおたずねします by 高峰秀子
 スターに聞く五十問 by 高峰秀子
 ”はらのたつこと”が多すぎて、多すぎて 高峰秀子さんへ20の質問 by 高峰秀子
高峰秀子の部屋
 ”贈らない” ”持っていかない”主義の私の結論は使いみち自由の商品券 by 談・高峰秀子
 アンケート「私の好きな歌思い出の唱歌」・「映画『二十四の瞳』の『七つの子』」 by 高峰秀子
 私の好きなきもの by 高峰秀子
 アンケート「大正人は今こう考えている」 by 高峰秀子
 無題 by 高峰秀子
高峰秀子語録
 「私が曲がりなりにも五十年も俳優業を続けてこられたのは
     『そこに、杉村春子がいたから』かもしれない」 by ◆「私のなかの”杉村春子”より
 「もしかしたら、いまは『戦後』ではなく『戦前』なのかもしれない」
                              by ◆「女はいつも跡片づけをさせられる」より
 「だって裸で生まれてきたんですもん、裸で死んだらいいんじゃない
                                     by ◆「『人生の店じまい』を始めました。」より
 「芸に終わり蛾がない、というけれども、まねをする終わりではなくて、
      その人間が現地点でストップしてしまったか、しなかったかという意味で、
          きのうより少しでも進歩があれば、当然芸に終わりはないわけです。」
                                               by ◆「裝いとうるおい」より

資料
 高峰秀子フィルモグラフィ(1929年〜1979年) by 文責編集部
 高峰秀子著作一覧
 高峰秀子略年譜(1924年〜2010年) by 文責編集部
編集後記



日本を代表する大女優の生涯。
映画・文筆・生活の三点からその魅力の全貌にせまる。
対談、エッセイ、インタヴューなど多数掲載。
高峰愛用品の巻頭カラー口絵も。

2016年6月30日発行。

(一覧へ)
ページの先頭へ
07 文藝別冊「高峰秀子」)
(表紙・高峰秀子(37歳のころ))
ページの先頭へ