1970年代はじめから環境汚染による悲観的な未来予想を唱えた五島勉(ごとうべん・ルポライター)との対談集。
本書の「21世紀初めには環境汚染の影響で日本人の平均寿命が大幅に下がる」という見解は、1990年に『41歳寿命説』として世に送りマスコミの話題となった。

1974年7月5日発行。

01 実説大予言 by 五島勉(ごとうべん)・西丸震哉(共著)
(カバー・イラスト by 渡辺澄夫))
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【収録作品】

まえがき by 西丸震哉・五島勉
1.恐怖の足音・大飢饉の接近−それは、ノストラダムスの予言とも一致する
2.日本各地を襲う寒冷化と旱魃(かんばつ)−食糧危機は、ここ数年内に起こる
3.すでに、全世界を覆う異常気象−アメリカが飢えれば、世界中が飢える
4.滅亡から逃れる方法がある−工業国から農業国への大転換
5.あなたは破滅の加担者になるな−SF的だと笑えない個人的対策の数々
6.もう一つの恐怖・進行する体内汚染−すでに遺伝的情報も変わりつつある
7.人類は果たして出直せるか−もはや、ヒューマニズムは通用しない

裏カバー
 人々が生きのびるための出発点 by 根本順吉(ねもとじゅんきち・科学評論家)

カバー見返し
 直面せざるを得ない事実だけが・・・by 野坂昭如
 日本人全部が読むべき本だ by 丹波哲郎(たんばてつろう・俳優)